戦国BASARA ネタ
精霊主。言葉わからない。
男前だが、何も記憶がなくオロオロ。色々教えてくれる政宗や小十郎になつく。






とある戦場。
以前は美しい森が広がっていたが、敵が布陣を構えていた。伊達軍がそこへ攻め入るが誰もいない。首を傾げながら布陣を出ると、恐らく敵の切り倒されたのであろう大木の根元に男が眠っていた。

纏う空気に"人ではない"ことを確信した政宗と小十郎だが、何故かどんどん崩れていく森に男を保護し城に戻る。

目を閉じた顔でも恐ろしい程整っているその顔を見たさに、兵達が群がろうとするのを一喝し、小十郎が主に眠ったままの男の面倒を見る。時折政宗が小十郎の目を盗んで様子を見にくる。

五日後、畑仕事中、政宗が執務を放り出し男の元へ向かったと聞いて、そのまま土も払わず政宗の元へ急ぐ。
男の部屋の扉を勢いよく開けると、驚き姿勢を崩した政宗がばつの悪そうな顔を小十郎に向けた。

今日中に終わらせなければならない書類がどんだけあると思ってんだ!!!
cool downだ!!小十郎!! 休憩だ休憩!!!


騒ぐ二人を他所に、男は相変わらず目を覚まさない。
しかし、小十郎に付いていた土が男の顔に微かに落ちると、鼻がピクリと揺れた。

その姿に1番に気付いた政宗が勢いよく男の顔を覗き込む。


その長い睫毛が微かに振動し、ゆっくりと開いた…



『……………。』


「「!!!!!」」


so beautiful…


深い深い青。光が当たれば透き通った水色。


瞳に射抜かれるとは正にこの事。

身体全体が熱くなるのを感じなから、体調はどうだと言葉をかけるが、反応なし。まだ頭が混乱しているかと、とりあえず飲まず食わずだったことを思い、白湯を渡すが首を傾げる主。
鼻を近付けまるで犬の様に臭いを嗅ぎ、舌をつけるが熱くてビックリ。
それ見て二人がビックリ。何故か謝る。


とにかく名を聞こうとするが、首を傾げるのみ。もしかして言葉がわからない??となり小十郎が止めるのも聞かず、政宗が中心で教える事に。

「俺は政宗だ。ま・さ・む・ね!」

『ま…マサ…ぬ…ね?』


男が憧れる程の体格で、眉目秀麗だというのに、幼子のような姿にキュンキュン
誉めると嬉しそうに笑ってすり寄ってくる主にドキドキ


困ったことは食事関係。
調理したものは食べようとしない。というか何も食べない。
時折小十郎の畑に付いて行き、土付きでゴボウを頬張っている。

「!コラッ!!テメェまたそのまま!!」

『ガリガリ… …食べテいってる。…ガリッ…小十郎が好きダいってる。』


「!!なななな!!好きッ!!?」

ニコニコしながら、野菜や土を撫でる主に慌てる。





男主、実は大地の精霊。大木に宿り、"その土地"と話していたところ寝を斬り倒されて記憶がない。

"御神木"と呼ばれる木に記憶と力を宿しながら、移動している。戦乱で焼き払われたりすることが多く、記憶を失うことが多々ある。

人間と精霊との違いがわからず、人間とも仲良くしたい。でも妖精たちは主を護りたくて近付くなと言っている。

直接人間から被害を受けているのは妖精達、主悩み捲る。













みたいな話書きたい。たどたどしい攻主書きたい。


…三成との会話楽しそう。







『…三成。秀吉好き、真っ直ぐ。』

「フン! 様をつけろ。馬鹿者。」

『"きす"したか?』

「鱚?…鱚をどうするというのだ。」

『好きは、"きす"する。政宗言う。』

「……なるほど。鱚を献上するのか。……よしっ!○○着いて来い!!日ノ本一の鱚を共に献上するのだ!!!」

『…お〜?』







「……話が噛み合っておらぬな。」





的な?うん。
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