世界最強

現在世界最強の戦闘機はF-22である。


F-22ラプターとはアメリカ空軍の第5世代戦闘機。


かつての最強戦闘機F-15の後継機として、ロッキード・マーチン社によって開発されたステルス戦闘機だ。

あらゆる点において従来機を凌駕する性能を持ち、模擬戦闘での他機を寄せ付けない実績から現在世界最強の戦闘機と呼ばれる機体である。

愛称である「ラプター」は猛禽類と言う意味を持っていて、航空支配戦闘機(Air Dominance Fighter)の異名を持つ。

戦術コンセプトは

First look,First shot,First kill

(先制発見、先制攻撃、先制撃破)

であり、F-22ではこれを実現するべく様々な最新技術が詰め込まれた。



ちなみに第五世代戦闘機とは

「敵より先に発見し、先に撃墜する。」

事を目標にしてる。

第五世代戦闘機の特徴は優れたステルス性能と、高度な火気管制装置とにある。

第四世代戦闘機との大きな違いはステルス性能。

つまり相手からは見えない性能って事で、さらにスーパークルーズ(超音速巡航)も可能になっているんだけど、この性能はいくつかの第四世代戦闘機にも可能。

第五世代戦闘機の開発は各国共に力を注いでいるけど、実用化されているのは、アメリカ空軍の「F-22」だけなのだ。

現在では約200機アメリカで配備されてる。

そんな第五世代戦闘機F-22がどれくらいのステルス性能を持ってるかって言うと、敵機のレーダーからは小鳥か昆虫などとしか認識できないレベル。

レーダーで捕らえることは非常に困難。

実際にF-22と訓練で相手したパイロットによれば

「目視出来ているのにレーダーに映らなかった。」

という話もあった程である。


F-22には実戦経験はないが、訓練において圧倒的な戦績を上げている。

2004年に試験としてF-15Cとの戦闘訓練を行った結果、104対0で圧勝。

2006年に正式配備後初の大型演習であるノーザン・エッジ演習で、144機を撃墜して撃墜された数はゼロという記録を残した。

2007年のレッドフラッグ演習では120対1、と言う結果を出している。

また、シミュレーションでは1機のF-22でSu-27相手ならば8機同時に戦っても勝てると言う結果が出ており、F-15Cを5機同時に相手にしても勝てるとも言われている。


まさしく最強の戦闘機である。


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