★ノックアウト
「おや、どうしました」
「ノックアウトに見られすぎて穴があきそう」
「どうぞ、続けてください。あなたの作業をみているのは実に楽しい」
「100歩譲ってそれはいいとして、さっきからそのあたりを彷徨ってる指が気になるよ…」
「バレていましたか」
「バレてないつもりだったの?!」
「いつどのタイミングで触れようかと迷っていたのですよ。その度に身構えるあなたを見ているのが楽しくて」
「楽しまれても困るからもうやめてよ!集中出来な…ひゃあ!」
「背中を撫でただけじゃないですか」
「変なさわりかたやめ…ふわあ!ちょっと、ひいっ!やめてってば!!…きゃあああ!」