闇…dark…
「真亜壺ーっ!!!」
ん???遊がきたみたい。
「遊どうした?」
「どーもなにも…っ!!」
「用件だけさっさと言ってよ。」
ムスっとしてみる。
「てめっ……」
「さっさとしてー。」
ちなみに、私はなんで遊がこんなに怒ってるのか心あたりがある。
「これはなんだ……っ!」
「あぁ、これでしょ??」
「てめ、ちょっとくれぇは自分の立場わきまえろよ……。」
学園の新聞にでかでかと私が載ってる。
「ちょっと悪戯(イタズラ)しただけじゃぁん。」
「お前、陰陽師の子孫なんだからよ……。悪戯がマジにしか見えねぇんだよっ!」
「ちょっと怪物(ペット)だしただけじゃん。」
「だ、か、らぁーっ!」
「わかった。謝る。ごめんなさい。」
「これが棒読みっつぅんだな。」
「これでいいでしょ。はい、さっさとでるー、ばいばーい。」
「お、おいっ!」
遊をだして扉を閉める。ついでに鍵も。
「おいっ、まだあんだよぉっ!」
外で騒いでる、まっいっか。
で、さっき遊も言ってたけど、
―私は陰陽師。
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