スザルル+C.C.
少しだけど腐女子なナナリーが出るので注意!
「……………………」
無言でピザを頬張りながら、ちらりと横目で見る。
ああ、またか。と内心呆れながら、現在電話に没頭している彼の会話を聞いていた。
「ああ、それなら…」
「そうか、」
最初は良かった。
それが段々…
「っ//ば、馬鹿っ!!!//」
いきなり大声を出すと同時に赤面しだした。
(…始まったか)
こうなったら最低3時間は止まらない。
まだこんな会話が続くのかと思うと、慣れているとはいえ砂糖を吐きそうになる。
だが、今回は「分かった。じゃあな。」と言って30分もしない内に受話器を置いた。
珍しい早電話であったので、視線を向けると、むっとした表情で「何だ」と返された。
「いや、珍しくお前達の会話が短かったから気になってな」
「聞いていたのか、」
この魔女め、と更に眉間に皺を寄せて言われたが無視する。
「で、何だ?」
「別に、スザクが今から来るって…」
「………………!?」
家に来ると言うことは、あのストロベリートークを近くで聞くこととなるのだ。
冗談じゃないと思い、私は勢い良く立ち上がるとナナリーが居る部屋へと向かった。
「愛してるよ、ルルーシュ」
「ばかスザク…//」
そんな会話が聞こえた気がした。
「どうかなさったのですか?C.C.さん」
「…いや、何でもない」
そう言うと、ナナリーは微笑みながら爆弾を落とした。
「今頃お兄様はスザクさんに食べられているのでしょうね!」
「っっっ!!!!!!????」
ああ、ルルーシュ……。
お前の妹はとんでもない大物になっているぞ……。
そんな事言える筈もなく、私はこの天使のような小悪魔に驚愕するしかなかった。
薔薇?いいえストロベリーです
(ナナリーをこんなにして…ピザ5枚追加でトッピング付きで買わせてやる!!)
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