干ししいたけ小話
 2020.12.21 Mon 15:31
事件は、晩御飯に煮込みうどんを食べている時に起きた。



母が「入れ忘れた!」と言って最後の方に急いで入れたはずの干ししいたけが見つからない。

しいたけだと思って入れたものがゴボウだったりするのだ。



母に「これしいたけだと思ったらゴボウだった〜」とか愚痴をこぼしたら母、




「え?ゴボウなんて入れてないけど。」





ん"??





「入れたばっかりでまだ柔らかくなってないだけでしいたけだよ」

と、しいたけの一点張り。



なのでもう一度食べてみる。

口の中に広がる土っぽい風味。

繊維質な食感。




…ゴボウじゃん( ˙-˙ )




とりあえず母に

「これかじってあるけど食べてみなよ!ゴボウだから!」

と言って無理やり食べさせると、しいたけの一点張りだった母の態度が一変。




「間違って干しゴボウ買ってきちゃったかな〜」と言いながらキッチンへ向かう母に着いていく。



そして母が出してきた物は…












い、芋ー!!!((( ;゚Д゚))




さらに裏をかいてきやがったのであった。






オマケ。
母の落書き



ね、禰ぇ豆子ちゃぁーーーーん!!
(汚い高音)


敵わねぇ、母の画力…

と思って見ていると、紙の端っこに



こんなものが。


母よ…私はこっちの禰豆子ちゃんも好きだぞ…。



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