-*。docomo様用*゚-

pluie-boi^te


移転先
誠に勝手ながら、10月17日を以て移転させて頂きました。
長らく更新も出来ず申し訳御座いません。
移転先にて連載などの続きも引き継いでおります。


黒子のバスケRANK
光と影
+黒子のバスケサーチ+
965RANK
キセキと呼ばれた僕ら



「サヨウナラ」そう口唇で言って、傷だらけの腕で指先を小さく挙げて瞼を鎖した。別れを告げた君は僕の掌を拒んで崩れ落ちて、鎖した瞼から雫が増えた。俺より彼を選ぶと言うものだから、拒まれた掌にナイフを一つ握った。震える掌は君に向かって伸びて、静かに名前を呼ぶと大好きだった表情を涙で濡らして俺を見上げた。「ゴメンネ」今度は俺が君に口唇だけで伝えると、先程から鎖したままの瞼からまた雫が増えた。気付いた時にはナイフが君の首に食い込んでいて、血飛沫が俺の顔も汚して行くのだ。数時間もすれば血の池だろう。突き刺さったままの君の首を見て、また虚しくも「ゴメンネ」と呟いた。今度は声に出してみたが、君はもう二度と反応は示さないだろう。真っ赤に燃える秋の空と似た血溜まりにて…。
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by:-*ivki*-

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あきゅろす。
リゼ