切ない思い
光る星空の下で 君は 好きな人が出来たと
嬉しそうな顔で 僕に言うんだ
そんな顔を見せられたら 頑張れとしか言えない
どんな時も真っ先に 相談してくれる君は
僕を"幼馴染み"と とらえているだろう
それでもいいよ 近くで君を見守るから
熱い心は伝えてきれず
幸せそうな顔を見て ただ頑張れ と
どんな時も 真っ先に 僕の所に来てくれた君は
明日から 違う人の所へ
どうしよう 君の悩む姿を見つめ
抱きしめてあげたいけれど
そんな事を出来る訳もなく 頭を優しく撫でた
君は無理矢理笑って
こんな思いするなら 僕と付き合えばよかった なんて言う
もう何も言わないで 心が折れてしまいそう
泣かないで 僕も泣いてしまいそうになる
きっとこの言葉を言ってしまえば
君はますます困ってしまうだろう
困らせたくないから
あれから何年たっただろう
君は綺麗な衣装をまとい 隣にはあの男
今までで一番綺麗な君に
ただ おめでとう と伝えた
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