チャットルームでの会話のみ
チャットルーム (深夜)
──RUU☆さんが入室しました──
〔こんばんわー☆〕
〔お初にお目にかかります☆〕
〔セットンさんからお誘い受けました☆〕
〔俺は、RUU☆と申します☆〕
〔4649☆〕
[ばんわー、てか4649て古いw]
〔じゃあ、夜露死苦ぅ☆〕
《RUU☆さんこんばんわ!》
《もうセットンさんたら、いつの間に誘ったんですかぁー? んもう、私に黙ってなんて、プンプン☆》
〔どうもっス☆〕
《あ、ちょっとROMりますねー!》
[了解です]
〔うぃ〜っス☆〕
──田中太郎さんが入室しました──
【こんばんわー】
[ばんわー]
〔どーも☆〕
【あれ、新しい方ですか?】
〔RUU☆です☆ ヨロシクっス☆〕
【よろしくおねがいしますー!】
【あー、セットンさん。今日、見ましたよ!】
【例の黒バイク!】
[? 田中太郎さん、池袋に来たの?]
【ええ、実は私、今日から池袋に住む事になりまして。今は友達の家から繋いでますけど、明日から駅の近くのアパートに住む事になってます。予めプロバイダの契約は済ませてありますんで、すぐにネットに繋げられると思います】
〔いーなー、ネット。俺ケータイからだから☆ それにしても、太郎さんおめでとうございます☆〕
[へぇ、おめでとうー。一人暮らし?]
【はい、そうです。ありがとうございます】
[そうなんだー。……あ、黒バイク見たって、夜の7時前ごろ?]
【あ、知ってるんですか? 私はサンシャインのそばで見たんですけど】
[うん、まぁ。私もそこにいたから]
【!?】
〔黒バイク…って、都市伝説の?〕
【いや、RUU☆さん、アレはマジでしたよ!】
〔へぇ〕
【っていうか、セットンさん本当ですか? うわ、じゃあ知らない内に擦れ違ったりしてたのかもしれませんね!】
[そうかも]
【うわー! なんだ! こんな事なら前から言っておけば良かった!】
[ともあれ、池袋にようこそー。なんか聞きたい事とかあれば遠慮なく聞いていいっすよー]
【ありがとうございます!】
〔…あ、スンマセン、用事出来たんで落ちますねぇ…。また今度もよろしくっス☆〕
【RUU☆さん、おやすみなさい!】
[おやすー]
──RUU☆さんが退室しました──
【RUU☆さんって、男性ですかね?】
[多分そうですよー]
【テンションが知り合いに似てますけどww】
[あ、その友達?]
【まぁ、でもその友達は文に特徴があるんで】
【RUU☆さんも"☆"って特徴ありますねぇ】
【何処住みなんでしょうか…】
[流石にそれはわからないなぁ]
【あ、そうだ。さっきの話ですけど、早速】
[はいはい]
【オリハライザヤって人、知ってます?】
【なんだか友達に聞いて、近付かない方がいいとか言われたんですけど】
【怖い人なんですか? って、知ってるわけ無いですよね。すんません】
[……]
[田中太郎さんの友達って、その筋の人?]
【あ、いえ、普通の奴ですよ】
[あ、そうですか。すみません。折原臨也には関わらない方がいいよー。マジでヤバイっす]
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