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偉大なる航路の、とある海域…
髑髏の描かれた帆船が一隻、穏やかな海を進む
「……暇だなァ」
「あぁ。平和な証拠だな」
二つの影が甲板にて、実に暢気な会話を繰り広げる
「……また¨落ちて¨ねぇかな」
「そうそう落ちてるわけないだろう」
「えー」
鋭いツッコミに片方は凹んでみせる
さて、
……貴女は…?
リゼ