浚え、お前がやるんだ

焼けた大地のうえを誰よりも速く走れるはずだった

こどもの頃に殺した命がいまになって悪夢になってぼくを殺しにくるのです

明日をまっとうに生きることも難しいくせにまだ人間でありたいと言うのか

もう、ずっとさよならしていたのに

灰になるまえに遂げるべきでした

いつまでも永遠にぼくを殺し続ける

溶け出したから、ここにある。

僕たちの狂気なんてそれまでだった。

ふたりで築いたものなんてなにひとつなかったのに。傷ばかり増やしていたのに。

所有物はきみと凶器のふたつだけ

永遠なんてないのです。きみの心臓を食べたとしても、それは

甘やかしてよ。それが愛に溺れた行為なら、どろりとくず落ちるまで。

あまりにも夏が遠いので、近道をきみと探したけれど、ほんとうに欲しかったものはふたり違っていたから

苦い水が降るよ。きみが嘘をついて消えたことも許すよ。

けれど、もう生まれてはこないつもりか。

朽ちる小指を必死になって繋ぎ止めた。赤い色の糸を縫合に使ってしまっても、きみはいいよと言うのだろう。

造作ばかりを気にして。醜く歪んでる部分は見ないで。いったいどうしてぼくへ愛を叫べるのだろうか。

蜂蜜から産まれた子よ、きれいな蜜色もいまでは澱んでいるよ。

掌を重ねてしまったら、すべてが終わってしまうとおもいました。杞憂ではないはずでした。

ひとりぼっちは終わりを告げる

野菊

スカーレットの独白

アウフヘーベンに降る雨

白夜であれば

神さまに縫いつけた名札

雨の中のパレード

ぼくが神さまになってしまうまえに

やっつけデート

イプシロンみたいな口許

彼岸にて






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リゼ