絶望的な愛

キミはボクの全て。
キミの中に堕ちてゆきたい。

ボクの命なんていくら捧げても惜しくは無い。
キミの望むすべてになりたい。
キミが泣かない世界を作りたい。

でもどうしたらいいか分からないんだ。


愛してる。
愛してる。
愛してる。

無条件に
絶対的に
絶望的に


その感情がボクを麻痺させる。
もう前も後ろも、右も左も分からない。
これが愛なのか、それすら分からない。



ボクに見える世界。
それは真っ暗な中にアイツの背中だけ。
アイツはずっと遠くにいる。
その距離は果てしなく遠くて、周りの闇のせいで距離感すら分からない。

ただアイツを殺す。
それだけの為に、ボクはボクを殺す。

それまでの間
キミの事を忘れよう。

さよならボク
さよなら愛するキミ


ボクは思考を止める。

そして隊長の元へ、あなたの元へ―



ーーーーー

サイト名の由来になっている、「アンコンディショナル・ラブ」からちょっとだけ引用しつつ。

2525さんのMADの意訳が神なので是非見てほしい。
URL載せておきます。
問題あればすぐに消しますので、仰ってください。


http://www.nicovideo.jp/watch/sm14868310
- 17 -
[*前へ] [#次へ]
戻る
リゼ