YOIネタ
施設育ちのロシア人。
後数年で成人。ユリオよりちょっと下くらい。




施設でも一番の年長者で、下の"兄弟"の面倒を良く見ていたお兄ちゃん。早朝にバイトしたりして微力ながら、お金を入れていた。
学校で兄弟たちが苛めを受けてたら真っ先に助けにいくいいお兄ちゃん。

養子に行く兄弟たちを見送る立場。

自分は早く施設を出て住み込みで働いて今までの恩を施設に返して行く気マンマン。


そんな決意を日々過ごしている中、ある日主に養子縁組が決まる。ちょっと待ておい、なんで俺やねん状態。
しかも、義理の父親となるのはあの"ヴィクトル・ニキフォロフ"。益々なんでやねん。

引退後、変わらず勇利と暮らしながら主を迎える入れる。


あれ?俺二人の子供??

ロシアでは偏見があるが、主は"そういう感情"を否定する差別大嫌いだから、気にならないけど、なら、益々何故俺状態。

え?俺スケートできないよ?




勇利とヴィクトルのラブラブ行動にもスルースキルを身に付けた主。パーパ呼びを求められるけどどうも無理。ヴィクトルたちも強制はしない。
段々この生活にも慣れ、幸せだなあと不意に思ってしまって主ビックリ。ダメ!ダメダメ!!俺は早く働いて施設の兄弟達や先生たちに少しでも楽させてあげなきゃいけないのに!!

住み込みの仕事探そう…

と色々動いている最中に、ヴィクトルや勇利に見付かる。チッ


どういうこと?的に尋問。所謂、三者面談。

今までの猫被って大人しくしてた主。
ダメ。大人になっても家はココ的に言われ続け。

主、プチ。
兄弟達が苛められてたとき並みに ブチ
ユリオ並みに口を悪い。

今までの思ってたこと全部言っちゃった。

なんで俺やねん!小さい兄弟達から引き取れや!毎日毎日イチャつくのは構わねぇが俺まで巻き込むな!布団に入ってくるな!風呂に入ってくるな!!キスを強制すんな!!
スケート話ばっかすんな!!見せんな!!俺は興味ねぇ!!

俺は働きてぇーの!!施設に恩を返すの!!

今さら俺に家族なんていらねぇーの!!
頼むから、金があるなら俺より下の兄弟たちの家族になってやってくれよ!!幸せにしてやってくれよ!!



主、吐き出しながらポロポロ。

ヴィクトル、勇利やっと本性を出してくれた主を抱き締める。
実は二人は主のこと知ってた。
朝ロードワーク中に既に働いていた(アルバイト的)主見かけて、気になって追いかけたら施設の子。見掛ける度に他の子の面倒みたり助けたりする姿を見て、あのこに"頼られる"存在になってあげたい感情が芽生える。






















…みたいな。
細かく設定考える前に力尽きた話。(;゜∀゜)
勇ヴィクとかヴィク勇前提で二人の子供のこと考えて思い付いた話。Ωとかαで本当に二人に子供が出来る話も好きだけど、現実的に考えての話。そういうことを乗り越えてでも二人一緒にいた"証"というか、"家族"という話を書いて見たかった。
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