始業式
「皆さん、おはようございます。学年も一つ上がり
心機一転の気持ちでいることと思います。今年は・・・」
…何故に学校行事はわざわざ講堂で長い聞きたくもない校長の話を聞かにゃならんのだ。
これで、後で感想を書けとか マジねーわw
俺は、いつもこう思う まぁ生徒なら誰でもこんなこと考えるのだろうが。
「校長の話ってテンプレ的だよな?こんなのに後で感想を書けっていう方がおかしくね?」
俺は隣に座っている凛華に一応小声で話しかける
「しょうがないじゃんS学園教なんだから」
「それもそうか…」
今首をひねられた読者の方。勿論、そんな宗教は存在しない。
このS学園の特殊な規則等を生徒たちは揶揄してそう呼ぶのだ。
「つーか、いつまで続くの?コレ いい加減眠くなってきたんだけど」
俺は、欠伸混じりの声で凛華に尋ねる
「凛華が話してるんじゃないんだしさー知らなーい」
凛華にもう少しまともな返答を期待した俺がバカだったな。
まだ、続きそうだし まだ話していても平気か
「今年さー凛華何組?去年はE組だったよな?」
「クラス?D組なんだけどさー…」
「?」
「凛華さー今のところボッチなんだけど」
「ついに凛華、友達がいなくなったか… 一応可哀想と言っておいてやるよww」
「っ違うし!」
「はぁ? 凛華クラスでボッチなんだろ?ご愁傷様ーw」
「だから違うし!水泳部が凛華以外にいないのっ!」
「っち…なんだ、そんなことか」
「っちって何だし…酷い!」
「紛らわしい言い方をする凛華が悪い」
「そんなことn」
凛華が言い終わる前に校長の話が終わっていた
俺らは慌てて立って礼をする
それから10分位してようやく始業式が終わった
凛華と話していたせいか俺は始業式を寝ずに済んだ
―旧クラス C組―
「この後って新クラスに移動だっけ?」
「自己紹介とかヤダ 面倒ー」
「桜井美寒ですよろしくお願いしまーす てかww」
「そんくらいしか言うことなくない?」
クラブの集いから帰りながら俺は今年同じクラスだった桜井と話しを続ける
「今年 俺誰と同じクラスなんだろーな ボッチは面倒だからやだなー」
「城海に限ってそれはないでしょ? はい確定ー」
「どんな確定だよ、それは」
相変わらず、たわいもない話を俺達は続ける
4年のいつメン(いつもの面子)も今日をもってのものとなるのだ
女子とはなんともメンドクサイ生き物である。
クラス発表で俺はF組に桜井はA組になった
ー新クラス F組ー
「…こっちまで来んのめんどくせー」
5年生の教室がある2号館の3階は結構遠い
くたくたになっている俺の背中に衝撃がk
「ってーーいっ」
あ、間に合わなかった うん
そう言いながらどこぞの誰かは俺にアタックしやがった
「あ゛?」振り返るといたのは相馬だった
「んな怖い顔すんなし〜 」
「はいはい で? 何か用?」
「城海さークラスどこ?」
「クラス?」
「そー!城海さークラスどこ?」
「Fだ」
「うぉっし!」
相馬はそう言いながらガッツポーズをした
「?」
「うぇーい 違うクラスー 隣だけど」
違うクラスを喜ぶとは 失礼な奴だ
そんなに俺と一緒が嫌か
そんなことを思っていたら、相馬はいつの間にか他の奴にもちょっかいを出していた
「あと、何人相馬の被害に遭うんだ」
被害に遭いそうな人を哀れに思う俺だった。
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