淡恋【あとがき】

つ…疲れた。


中編とかいっときながら、思いっきり長編の域に達し、いつ終わるのかと戦戦恐恐としていた【淡恋】が、やっとこさ完結しました!皆様、お付き合い下さいまして、ありがとうございます。


正直、こんな長くなる予定なかったんです。本当は土方さんが事情を知って斎藤さんの家を訪ねた時のやりとりで完結にもってくはずだったんです。

事情を知られパニックになる斎藤さん→それを宥め『何とかしてやる』と宣言する土方さん→『どうして、そこまで気にかけてくれるのか』と泣きながら尋ねる斎藤さん→告白する土方さん→戸惑いながら土方さんの言葉に胸がキュンとなり受け入れる斎藤さん→いろいろ終わってHappyEndみたいな(笑)


なのに、予想外にも斎藤さんが強気というか意地っ張りを発揮し、いろいろと長くなってしまいました。

個人的に斎藤さんの自称兄件父の総司が世話やきさんになったのも驚きでしたが。彼は、恋愛感情はないけど斎藤さんの事を大事にしてるよっていうポジションにいてくれるのが大好きです(笑)



ちなみに借金の総額は5000万くらいで、両親が数年間地道にコツコツ返済していってたおかげで、一ちゃんの時は500万まで減ってたって事で。そこまで頑張ったなら死ぬなよって感じですが、借金取りさんが異様に脅して家や会社にまで電話や乗り込んで来たりと、精神的に追い詰められてしまった結果……。ちなみに両親は友人の保証人になったせいで借金を抱える事になってしまったという設定を作ってみたはいいけど、作品には出せなかったです。もう、裏設定っていう事で。



とにかく、ご愛読ありがとうございました!
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