loveprison【6】

「ひっ、あ…」


ぐちゅぐちゅと淫らな音が響く独房の中、斎藤は秘部を男の指でかき混ぜられ、必死に喘ぎ声を堪えていた。乱暴に嵐のような痛みばかりだった昨日とはうってかわり、男の手付きは妙に丁寧で念入りとばかりにそこを解されていた。


「もっ、や、ああっ!」


男の手が奥の1点に触れるとビリリとした電流のような感覚が走り斎藤は足をバタつかせ甘やかな悲鳴を上げていた。


「ああ、ここか。」


にっと笑った男はそこに何度も長い指を寄こす。楽しげな顔のまま足をバタつかせ頭を振る斎藤に「なぁ、持っと乱れろよ。」とべろりと斎藤の頬を舐めた。

「いやぁぁ、あ、そこ、やめ、ああ」


ビクリと大きく身体を震わせイッた斎藤を見遣り男は「まだまだだぜ」と告げると、乱暴に指を抜くと猛った己の性器を一気に挿入する。


「ひぃぃ、も、あひっ」


正直これなら昨日の方が良かった。ただ痛みに堪えるだけなら男を憎むだけで済んだ。なのに、女の様に優しく愛撫され快楽を与えられるのは、自分が自分でなくなるようで恐ろしい。


「あっ、あんっ、くっ」


許してと乞うてしまいそうになる己の唇を噛み堪える。こんな人を好き勝手にする男に屈するのが口惜しくてそれだけが最後の意地だと甘やかな喘ぎ声をだしながら堪えるのだった。



□□□□□□


No.249は予想以上に可愛がりがいがあった。快楽に潤んだ瞳で睨みつけようとする様が面白い。上げる声も今までの奴等のように媚びるようなものでもなくて気に入った。男はニンマリと笑うと「まだヤれるよな。」と告げると、涎を垂らしヒクヒクと喘ぐNo.249の腰を掴み奥へとを性器を進めた。



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