151-160

諦めたりするのですか?

あなたは自由すぎてまぶいわ

遠くふたり見下ろす、星を見上げて

なげく悲哀のように

影ふかい陽光もさしこまない世界

朽ちた私の心

君という輝き

あなたにたくさんのキスを

小さな水たまり、雲をうつして

憂いを癒してくれる眠り




161-170

潮の香のする海岸

眠りに

やさしい嘘

紅のケシ

ばいばい、また明日

消えましょう あなたから

その時の光景

人はみた青い花束

風を封じた日

忘れてゆく大事なこと




171-180

視界反転

うるわしきひめ

守りたいものがある、だから僕は強くなる

愛の面積

空の面積

赤い糸、みーつけたっ!

天使の声

真珠を通した蜘蛛の巣

時を惜しむ

君がとてもいとおしい。




181-190

これを恋っていうんだね

でも違う考えの方だっているわ

今は夢なのか、それとも現(ウツツ)なのか

幻だったのか、それとも現(ウツツ)の夢だったのか

僕から逃げる?無駄な話だ――それはあなたににた

出会いのかけら

廃園

貸した借り

僕の切々たる恋の唄も、もう響きはしない




191-200

ふいの光

あおい空の草原

ガラスのなかで音をかなでた

月光の波が満ちてひき灰色を追って紅が空にさす

枯葉ははらはらと上に舞いおちる

まどわしの妖精

ひとりでいるのには理由がいる
ふたりでいるのに理由はいらない

どうして私を好きになったの

水の中の恋

楽しいことは影響力をもつ


リゼ