451-460

さよなら、さよなら―…大好きだったよ

サルビアの真紅の花の心が夕風の中にゆれていた

恋模様

私を泣かせて下さい

舞い出る一片の蝶

祈りをささげて

愛するが故に愛す

たった一つの結び目

追いかけた背中

羽ばたくは神のみつかい




461-470

どんぐりの背くらべ

言葉と言えるほどのものが無い

天使のつばさ

すんだせせらぎ

きみを恋にとらえね

稲妻をおとす

はかなく崩れるさだめ

繰り返し続けた小さな嘘はもう、捨てよう

追憶の雨の中

手を伝う温度




471-480

「時」の戦車の凄まじい轟音

これから先 何が起こるか分らないから

真珠のような朝露

香り豊かな花束

初めて私がどれほどあなたを愛していたかが分かった

花の冠

交錯するそれぞれの想い

あかつきの星の色

結局はみんなひとりだから愛は尊いのだ

やさしい思い出




481-490

君が思い出になる前に

夜露の光る夜

冬の破壊と雨

月の白銀

夜話

空は無名

青天から降ってきた禍(ワザワイ)

風にのって響いてきた歌声

ふいにあらわれた楼蘭の少女

少しの油断




491-500

帰らぬ音色

流れ星は叶えてくれない だって願いを3回唱えるなんて無理でしょう?

そとは雨

降れないで この気持ちが解ってしまうから

花の月

不可思議な感情

その言葉で私はハッピー!

君を知れば知るほど君を好きになる

戦場に咲く花

手をつないで笑ったら、あったかい涙に変わったよ


リゼ