社してまもなくのこと、社員旅行に行くことになりました。
でも正直言って、余り気は進みませんでした。D課長といっしょに、旅行なんて会社で顔を合わせるのでさえイヤなのに…仕事に慣れできた矢先ではありましたが、問題は、直接の上司・D課長でした。とにかく、彼は、私の頭痛のタネだったのです。(ああいうの、セクハラって、いうのよね)
世の中、、セクハラ問題が公になる昨今ですが、新入りOLーーとくに、この厳しいご時勢の中、やっとのことで職を見つけた私など、とても、上司のセクハラを告発する勇気は、ありませんでした。
セクハラまがいのことをされても、ジッと、耐えているしかないのです。
まだまだ、女の立場は弱小ものなのです。はっきり言って、私は、D課長のセクハラに悩まされていました。
仕事中に私のカラダに触れるのは当たりまえ、一度など、エレベーターの中でキスをされそうになったことがあるくらいです。
「○○くん、君は初々しいねえ。君はまだ処女だろう?こう見えても、僕の女を見る目は確かなんだよ」
課長の言葉は図星でした。処女で気の弱い私は、ズルズルと彼のセクハラを受け入れるがままになっているより、ほかはなかったのです。
あの課長のことだ。旅行に行って宴会となれば、何をするか分かったものではない・・。不吉な予感は、的中することに.....続きはこちら→
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