「お前の声帯を変えてやる」
「ちょっえっなんでよ、いやいや待って待って待って待っぎゃあああ!!!!」
「なんで花園さんと声が一緒なんだよテメェエエエエ!!!!」
お願いだからその右手にある花瓶を今すぐ元の場所に戻してェエエエエ!!!!!!!!
なんなんだよもうっ!誰だよ花園さんって!!若干ショック受けてんだぞこっちは!!!←
「うぉらァアアアア!!」
「ぎゃっ!まじ死ぬっ殺されるっ!!…っ幸村くん、やめなさいっ!」
「はっ花園さ………」
「チャンス!!)…さ、さようなら!」
「あっおい美紀…「ぶっ飛ばすぞオラァアアアア!!!!!」…幸村も落ち着き!?」
仁王の声が聞こえたけど答える余裕がない、きっと答えてたら殺される!!
「ま、まじ千鴇くん助けて……!!」
ものすごい形相で襲いかかってくる幸村を必死に避けながらつい漏らした言葉だった。
「………ふぅん?」
「…え?」
幸村は一瞬驚いた顔をした後、花瓶を振り上げた右手を下ろして呟いた
な、なに……?
「そうか……この世界の者ではないような雰囲気が彼によく似ていると思ったんだ」
「あの…」
「仁王がなにも言わないから…千鴇から話はきいてるよ、美紀ちゃん」
(゜Д゜`)…!
「どうして名前………
……ちゃん付け…!?」
「ツッコミ所違くね?」
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「そうか君がマネージャーか。てっきり仁王の目が狂ってしまったのかと思ったよ」「それどういう意味じゃ」「そのまんまの意味だよ」
「幸村くんってガチで黒属性だったんだね」「なんのことかな」「そのまんまの意味だよ?」
コンコン。
楽しい会話をしていると(?)ドアをノックする音が聞こえた。
「美紀、そろそろ帰ってきたらどう?」
「やあ千鴇、ちょうど今君の話をしてたところなんだ」
(´_ゝ`)お前は………
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