イヤホン





「♪、♪〜」

「おい銀八、ここなんだけど―…」


あー、聞こえてねぇ…。
フツー2人でいる時にイヤホンで曲聴くか…?いや別にいいんだけども!

だったら、


「ばーか」

…聞こえてねぇな。

「甘党、変態、」

こうなったら

「もっとちゃんと働け給料泥棒、伊達眼鏡のくせに教師面しやがって、」

…こんなことは普段言ってんじゃねーか…。


「この、  


//…やっぱやめ…」





「さっきからなに、そんなに俺に構って欲しいの?」
「うわっ!ちっ、ちげーよ!」

突然話し掛けてくんな!ビビるだろ…!

「あ、なるほどな〜。遠慮すんなよ、曲が聴きたいんだろ?」
「お、おう、そ、そうだ!それだ!」

「…ふーん。」



くっそー、俺をほったらかしてどんな曲を聴いてやがったんだコイツは!


…ん?

「…おい、これ」

「ところで…さっき何言おうとしたの?」

「別に何も言おうとしてねー…」
「ホント?」

「…ああ」




「嘘はよくないよ土方クン」

「…っ」

…言えるわけねー。



「ふふっ…まあいいや。可愛い顔みれたし」

「なっ…」

「さーてとっ」



そう言ってまた銀八はイヤホンを両耳につけるんだ


「次はどんな曲を聴こうかな」



曲の流れていないイヤホンを





END


(意味がわからない。苦笑)






リゼ