ただダラダラするだけの立海




「今週始まったねー」
「めんどいッスねー」
「しんどいのう」
「腹減ったーゴソゴソ」
「なんだか空が暗いぜ」
「眼鏡がすぐ曇ります…」
「弦一郎、午後の降水確率は75%だ」
「む、では今日は室内で筋ト「「「「えっ」」」…なんだ!」

「空気読もうよ真田くん」
「くうき」
「それボケ?マジつまらん」
「仁王君やめなさい真田が帽子で顔を隠し出します」
「もう手遅れッスよ」

「雨が降ってきたな」
「あ、じゃあ今日部活無しッスか?」
「泣くなよ真田…」
「泣いてなどおらんわ!!」
「無理すんなよ、ほらポッキーあげるから」
「あ、うん、ありがと…じゃなくて…」
「キャラ変わっとるよ」

「そ、そもそも我ら立海が部活動を怠るなど言語道断だ!」
「大丈夫ッスよ一日ぐらい部活やらなくても!幸村先輩がそんなに怖…

\ドンガラガッシャーン!!!!!/


………アレ?なんかいきなり真っ暗になったんですけどコレあれッスか?夢オチってやつッスか?」
「ただの停電だバカ也」

ボカッ!

「いたっ!!ちょっ何するんですか柳先輩!!」
「俺は何もしていない」
「じゃあ仁王先輩!?」
「何言っとる、俺はお前の近くにおらんだろ」
「だーッ!!じゃあ誰なんすかもう!!」
「わかった…今ブレーカーを上げるから少し動かないでくれないか」
「ちぇっ…」

カチッ……

「おー、付いたのぅ」
「…あー!!!!俺のポッキー全部無くなってる!!!!!!!」
「あーあー、始まったよこういうの…誰すかマジ」
「…停電中に自分で食べたんじゃないか?」
「あっ、そっか」
「えっ…………あ……それは良かったッス…………」

「あの………私の眼鏡が無いんですが……………」
「その頭の上のやつは?」
「あっ」
「なにこの柳生かわいい」
「お恥ずかしいです…」
「なんで数十秒で頭の上に移動するんだ?ポテチムシャムシャ」
「そこには触れたらあかんぜよ」

「つか俺の事殴ったのジャッカル先輩ッスよね?」
「なんでそうなるんだよ!!」
「だって俺の一番近くにいるじゃないッスか」
「だからってお前を殴ったりしねーよ…」
「正直に吐いちまいなよ、楽になるぜジャッカルポテチムシャムシャ」
「ところでブン太はなんでさっきより服乱れてるんだ?ちょっポテチのカスかかるから」
「そ、それは………仁王くんが停電中にちょっと…」
「ついムラッとしたぜよポテチくれ」
「もうッ仁王くんたらぁッ//ポテチついた指ツンツン」
「お願いだから正直に赤也殴ったって認めてくれお前らポテチ臭い…」

「つか真田どこ?ポテチの袋ポイッ」
「そういえば見当たらないなポテチの袋キャッチして丸井の頭にスポーンッ!」
「ウギャアアア!!!!!」
「丸井先輩ざまぁwww」
「アカヤコロス」

「ミンナケンカハヨクナイヨ…ミンナケンカハヨクナイヨ…ガタガタガタガタ」
「なんか言ったか雅治」
「俺はあんな蓑虫みたいな声しとらん」
「さ、真田…?どうしたんですかロッカーなんかに挟まって…」
「えっ」
「ガタガタガタガタ」
「おーい真田くーん?」
「ガタガタガタガタガタガタ」

「じ…ジャッカル」
「困ったときは俺だもんなお前ら」
「ジャッカル…ジャッカル…ケンカハヨクナイヨ…」
「あ、ああ、うん、そうだよな…俺たちが悪かったよ真田」

「なんとかなったッスね」
「月1であれ来るからな」
「月1だったの!?」
「生理みたいじゃの」
「やめなさい」

「…どうやら、妙なことを口走った後には幸村の幻影がみえるらしくてな」」


「「「……えっ?」」」








この後彼らは真面目に部活をして帰ったらしいとか。










いみわからんままEND!





('11/8/9)