おむらいす
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姜「鍾会ー、ごはんできたよ」

鍾「(ものすごい勢いで携帯の画面凝視中)」

姜「鍾会?」

鍾「!!あ、な、なんだ?」

姜「ごはんできたから、冷めないうちに食べましょう?」

鍾「あ、ああ・・・・」

姜「今日はオムライスを作ってみました!」

鍾「!!!お、おむらいす・・・だと・・・」

姜「ソースは特製ハヤシソースで・・・・鍾会?なんか様子おかしいけどどうしたの?」

鍾「じ、実は、実はな、姜維・・・私は・・・」

姜「私は?」

鍾「・・・・・・オムライスが。食べられないんだ」

姜「ええ!?そうでしたっけ・・・?なにか苦手なものでも入ってた・・・?」

鍾「そ、そうじゃなくて・・・その・・・だな」

姜「はい」

鍾「だ、だって、だってだな、卵割ったら、中のヒヨコが死んじゃうじゃないか!!赤ちゃんがかわいそうだ。まだ生まれてないのに・・・(悲)ピヨピヨとすら鳴けないんだぞ!!!」

姜「・・・・・・・・」

鍾「だ、だから私は、オムライスが食べられないんだ・・・。」

姜「!!!(一瞬気がどっか行ってたけど正気に返った)・・・だ、ダメだ。ここで引いたらダメだ、がんばれ姜伯約・・・!! え、えと、ね、鍾会。まず、スーパーで売られている大概の卵は無精卵だから、あたためていたとしてもヒヨコは生まれないんですよ・・・?」

鍾「な!!そ、そのくらい私だって知っている!」

姜「え・・・。知ってたんならなんでそんなことをわざわざ心配するんですか!?」

鍾「きょ、姜維。あのだな、さっきの台詞を聞いて、その・・・私に・・ときめいたり・・・しなかったか?」

姜「・・・・・・は?」

鍾「私にときめいて、「なんて優しい天使のような人なんだろう! 絶対に離さないぞ! 士季は俺の男だ!」 ・・・とか、思ったりしなかったか?」

姜「お・・・・思いませんでした・・・全然」

鍾「ぜ、ぜんぜん・・・(がびーーーん)」

姜「な、なんでいきなりそんなことを言い出したんですか・・・?」

鍾「それは・・・。さっきまで、このサイト(http://youpouch.com/2011/04/26/162331/)を見ていて・・・こういうのが、姜維も好きなんだろうと・・・」

姜「こ・・・これは・・・・。」

鍾「こういうのが、姜維みたいな男は好きじゃないのか?」

姜「ええっと、残念ですけど、実際こういう女の人がいたら大体の男は苦笑いして逃げていくと思います、よ・・・」

鍾「え・・・そ、そうなのか!?」

姜「っていうか、鍾会もそう思いませんか!?ちょっとこう・・・ユニークすぎる記事だなあって」

鍾「お、思ったが・・・。私の感覚が世間と違っているのだろうと」

姜「えええ・・・・。もっと自分に自信持ってくださいよ・・・」

鍾「失礼な、自信なら持っている!」

姜「・・・・・・士季」

鍾「な、なんだ?」

姜「私は、今の士季が好きで一緒にいるんですよ?過剰に装わなくたって、私はいつだって士季に心から惹かれてるんですから」

鍾「う、あ・・・」

姜「だから、無理に自分を飾らないでください。そんな士季の姿を見ると、なんだか私の気持ちが伝わっていないのか不安になって・・・悲しいです」

鍾「・・・・・・わ、悪かった。少し、考えが足りなかったな・・・・」

姜「・・・ありがとう。大好きです、士季」

鍾「ああ・・・//////」

姜「(にこっ)じゃあ、夕飯食べましょうか。すっかり冷めちゃったから温めなおさないと・・・」

鍾「は、伯約」

姜「なに?」

鍾「実は、私は・・・オムライス、嫌いではない」

姜「なら、よかった。今日のは自信作ですからね」

鍾「ああ・・・」





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4. レストランではオムライスを食べられない女をアピールせよ
男とレストランに入ったら、真っ先にオムライスなどの卵を使った料理を探して「あーん! 私これ食べられないんですよねぇ〜(悲)」と言いましょう。するとほぼ100パーセント「どうして? 嫌いなの?」と聞かれるので、「嫌いじゃないし食べたいけど食べられないんですっ><」と返答しましょう。ここでまた100パーセント「嫌いじゃないのにどうして食べられないの?」と聞かれるので、うつむいて3〜5秒ほど間をおいてからボソッとこう言います。「……だって、……だって、卵割ったらヒヨコが死んじゃうじゃないですかぁっ! 赤ちゃんかわいそうですぅ! まだ生まれてないのにぃぃ〜(悲)。ピヨピヨとすら鳴けないんですよ……」と身を震わせて言うのです。

その瞬間、あなたの女子力がアップします。きっと男は「なんて優しい天使のようなコなんだろう! 絶対にゲットしてやるぞ! コイツは俺の女だ!」と心のなかで誓い、あなたに惚れ込むはずです。意中の男と付き合うことになったら、そんなことは忘れて好きなだけオムライスを食べて大丈夫です。「食べられないんじゃなかったっけ?」と言われたら「大丈夫になった」とか「慣れた」、「そんなこと言ってない」と言っておけばOKです。


(モテる女子力を磨くための4つの心得(http://youpouch.com/2011/04/26/162331/) より)
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