アガってみたいのだが?
シ「では、麻雀でアガるために4つ面子を集める他に必要な
ジャントウ
について説明しますね。」
ア「複雑そうな名前だな。じゃんとう・・・」
シ「あ、いいえ。実は雀頭は面子より簡単です。
というのも、雀頭というのは
・同じ牌を2つ集めたもの
だからです」
ア「? つまり、さきほど解説していた刻子の一つ足りないものか?」
シ「そうです。刻子とは、同じ牌を3つ集めたものでしたよね。その劣化版です
こういうことですね
」
ア「それで、そのジャントウというものが先ほどの面子以外に必要なのだな?」
シ「はい。先ほど解説した面子4つセットに、雀頭をつけた形・・・要するに
これが麻雀のアガれる形、です」
ア「おお。なにやら並びに美しさすら感じるな」
シ「ですよね。なんかこう・・ドキドキするんですよ!」
ア「シュヴァーン・・・ノってきたな」
シ「ちなみに、この形になる一歩手前の状態。あと一つ望みの牌がくればアガれますよ、っていう状態のことを
『テンパる』
といいます。
例を挙げるとこれがテンパってる状態ですね。
では大将、問題です。この場合、あとなんの牌が来ればアガれるでしょうか?」
ア「む・・・そうだな。この場合、「發」の文字が二つあるから、先ほどやった雀頭はそろっているようだ。あと足りない部分は・・・・
この・・ピンズの3
だな!」
シ「正解です!面子を作るのに足りない部分はそこですね。だから、ピンズの3が来ればアガれるわけです
では、この場合は何が来ればアガれますか?
ア「この場合は・・・雀頭はあるな。足りない部分は・・・
この、ソウズの4と5が足りていないのだから、
欲しい牌はソウズの3・・・いや、6、か・・・?」
シ「実は、どちらも正解です。ソウズの4と5は、あと3か6が来れば面子として成立しますよね。(3・4・5)か(4・5・6)になれます。
だから、さきほどのように1・2をそろえて3を待つよりは、4・5をそろえて3か6を待つほうが、アガれる可能性としては高いわけです」
ア「なるほど。面子をそろえるときは、そのようなことも考えに入れたほうがよいというわけだな」
シ「そういうことです」
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