麻雀の「揃え方」とは?
シ「さて、牌の種類が分かったところで、いよいよ麻雀のルールについて説明しますね」

ア「楽しみだな」

シ「あ、っと、ここで一つお断りさせていただきますが、本当に麻雀を打つ際にはゲームを始める前に「席決め」や「親決め」というものがあるんです。ですが、それはこの限られたスペースではお伝えできないので、詳しく知りたい方は他にある麻雀ルールサイトなどで調べてみてくださいね」

ア「初めて打つ際には、ルールをある程度知っている人間と一緒にやったほうがよいということだな」

シ「そうですね。ここではあくまでも基本中の基本だけを解説します」



シ「では、麻雀の進め方ですが、要約して説明すると

『 初めに、一人13枚の牌を取ります。そして、詰まれた牌の山から順番に一枚ずつ牌を引き、いらない牌を捨てる。それを繰り返しながら、最終的に

「4面子1雀頭(4メンツ1ジャントウ)」

の形を一番早く作った人の勝ちになります。」

ア「・・・・・・・・」

シ「あ、えーっと・・・大将の言いたいことはわかります。俺も最初ここからわかりませんでしたから・・。まずは、「面子(メンツ)」について説明しますね」

ア「うむ。よろしく頼む」

シ「面子とは、

『・同じ種類の牌の数字が三連続で並ぶ(順子(シュンツ)といいます)

 ・全く同じ牌を三つそろえる(刻子(コウツ)といいます)

 ・全く同じ牌を四つそろえる(槓子(カンツ)といいます)』

この三つのパターンのどれかのことです。」

ア「・・・・頭が」

シ「ええっと。図にして説明すると、

同じ牌の数字を三連続・つまり順子というのは→

 とか

とか



ということです。これは大丈夫ですか?」

ア「ふむ。一番上のものはマンズの1〜3、次がピンズの7〜9、最後がソウズの・・・5〜7だな」

シ「そうです。さすが大将・・・!」

ア「ふ、当然、これくらいはわかるぞ」

シ「このように、基本は、

『どの数字から始まってもよいので同じ牌で3つ続きの数字をそろえる』

ですね。ただし、



のようにどれか一つでも違う種類の牌が混ざってしまうと、それは成立しませんから注意です。

それから、



のように、9から1に飛ぶことはできません。

あくまでも1〜9の順番でそろえてくださいね」

ア「なるほどな。七並べのローカルルールは不可なわけか」

シ「(大将・・・七並べ強そうだよな・・・)

あ、っと・・・。そんなこと考えてる場合じゃない・・。

次に、同じ種類の牌を3つそろえる。これは順子より簡単ですよ。







のように、同じ牌が三つあればOKです。

字牌(東、とか中、とかですね)には数字はふられていませんから、必然的にそれらはこの刻子でそろえるしか、面子にはなれないわけですね。ちなみに、カンツは刻子のパワーアップ版になりますが、初心者の方にはちょっと難しいのでここでは説明を割愛します」

ア「なるほどな」

シ「で、さきほどの説明に戻るわけですが、この面子を4セット集める。これがゲームの基本になります。

図にするとこんな感じになりますね。





ア「む?シュヴァーン、これでは数が合わんぞ?最初に取る牌は13だろう。一つあまってしまう」

シ「さすが大将、気づかれましたか。

そして、麻雀で勝つ・・・つまりアガるためには、この4つの面子ともうひとつ、

雀頭(ジャントウ)というものが必要になるんです」

ア「じゃんとう・・・先ほども出てきたな」

シ「では、ジャントウについては次のページで解説しますね」

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