鬼手紙一裏物語一登場人物一覧表
鬼手紙一裏物語一*登場人物
【※未来編の登場人物紹介をそのまま引用しています※】


翠堂 遊糸
旧姓・双葉
・《鬼狩》のリーダーであり、牧野と鬼塚の指導係となる。過酷な任務を遂行していた為心身セラピーを受けていたが、途中で中断し、脱走した秋人の追跡をすることになる。 10年前の双鬼村に残された祈里を救うためならどんな手も使おうと考えている。


牧野 翔太
・《鬼狩》のメンバーの一人。 秋人に殺された孝治の兄。 秋人に憎悪を抱いており、復讐しようとしている。 優斗とは同じ弟を殺されたことで意気投合し、協力関係になる。 遊糸に対しては複雑な気持ちを抱いており、いざという時は自分が支えになりたいと思っている。 元々は警察官である為鬼越はすぐに使いこなすことが出来た。 婚約者の葵のことを大切に思っている。



鬼塚 優斗
・《鬼狩》のメンバーの一人。 秋人に殺された優太の兄。 優太を殺されたことで、秋人を憎んではいるが、何故優太が殺されたかを秋人に問いただしたいと思っている。 翔太とは意気投合し、協力関係にある。 銃の扱いには不慣れであり、翔太や遊糸に特訓してもらっている。


竜舞 裕樹
旧性・夜神
・《鬼狩》のメンバーの一人。 秋人達の担任であり教師。 市長である夜神 龍次郎は父に当たる。 《闇月》の正体は竜舞だった。 《夜刀神》の下僕の証である《極彩色の瞳》を持っている。 夜刀神を崇拝しており、葵のことを命懸けで守ろうとしている。 過去秋鳴達にやっていたことを正しいとは思っておらず、遠野や千歳の命令に逆らえなかった自分を責めている。 とある理由から夜刀神を完全復活させようとしている。



翠堂 咲羽
・夜神町の《裏の支配者》
古代の時代では中立の立場となり《鬼神》と《夜刀神》の戦いを静観していた。
先祖代々から受け継いできた《鈴鹿御前》を宿している。 齢16にして、当主の座についた。
《鈴鹿御前》の力によって、彼女の成長は止まっている。 祈里と同じく不老不死状態でもある。
《咲見の眼》で未来を予見したり、記憶を消す力を使えるが、咲羽自身はあまり使いたがらない(10年前に秋人達の記憶を消したのは千歳の命令だったからである。 心の中では秋人達に悪い事をしたと思っている)



薬師寺 葵
・牧野翔太の婚約者。
夜刀神復活のために、生まれた時から龍次?に夜神家の地下室で生活するということを教え込まれた。
夜刀神の半身を宿す《影巫女》でもある。
龍次郎のことを父と慕い、本当の両親のことは覚えていない。
普段は夜刀神の力を制御するために特殊な装置に入っている。 おっとりとした優しい性格で、自分よりも年下である祈里や秋人達のことを心配している。

夜刀神が《宵祭》と《陽祭》を通して、完全復活すると自分が自分自身が無くなってしまうことを恐れている。 《影巫女》として翔太を傷つけてしまうことを怖がっている。



翠堂 美津子
・咲羽の母親。千歳からの命令で偽名として《中野》の性を名乗り、看護師として鏡野病院に勤務していた。 密かに真樹枝の監視役をしていたが、誰に対しても優しい真樹枝に対して罪悪感を感じていた。
咲羽のことを《神》と崇めている遠野や千歳のことを苦手と思っている。


翠堂 千歳
・咲羽の父親。 龍次郎からの命令で《鬼狩》の監視役を務める。遊糸を養子へと迎え入れ、双鬼村へと潜入させる為に育て上げた。
冷静沈着な性格で中々自分の感情を見せることが少ない。 千歳が感情を見せないのは《夜刀神》に洗脳され、《極彩色の瞳》を宿しているからだと遠野博士は推測しているが、本人が話したがらないので事実確認が出来ずにいる。 咲羽を《神の子ども》と思い込み、崇拝している。


遠野 潤一郎
・遠野 美花の叔父。秋鳴達を実験体として利用し、弄んだ。本人にその気はなく、逆に自分に利用されて感謝してほしいと思っている。
事故で兄と義姉を亡くし、美花を生きがいとしている。 本人は無自覚だが兄達を事故で亡くしてからは《夜刀神》に洗脳され、人形と化している。 その為咲羽のことも《神の子ども》と思い込み、崇拝している。《秋人達の10年間の物語》を考えたのは遠野であり《偽の鬼の試練》を催して秋人達を騙したのも遠野であるとされる。


神城 由実子
・愛桜と伊環の母親。 葵の世話役をしている。千歳から性を竹野へと変えて、夜神高等学校の保健の教師として潜入していた。 夫の伊吹と愛桜の死の真相を探るためと《過去の双鬼村》に残してきた伊環を助け出す為に遠野達に協力している。 10年間秋人達を騙し続けたことを後悔している。 また遊糸や遠野について何も知らない葵に対しても後ろめたさを感じている。 《鬼越》の扱いは不慣れであることから遊糸からは捕えられている秋人達の世話も見るようにと命令された。


夜神 龍次郎
・夜神町の市長。 咲羽からは《表の支配者》と呼ばれている。竜舞 裕樹の父親でもある。
《鬼人》に強い関心を持っており、遠野と共に《鬼人の実験計画》を立てたのも龍次郎である。 息子の竜舞の行く末を気に掛けているが、表には見せないでいる。 《鬼人》も人間も殺すことが出来る《鬼越》を設計したのは龍次郎であり、市長の役職に専念するため、開発は遠野に一任してある。《鬼狩》を結成し、遊糸に『秋人達を監視し、逃走した場合は捕縛しろ。 決して殺すな』と命令し、作戦の行く末を見守っている。
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