天気雨のち虹
自分が深く愛した人は

自分の躰の一部の様で...

別れるという事実は

本当に自分の身が

引き裂かれるほどの痛みがした

「からだ」の

「たましい」の

奥深いところから

張り裂けて

哀しい雫が静かに溢れ

そして

ゆっくりと

静かに

一粒一粒

落ちていく...

綺麗な青空は天気雨

まるで私の胸のなか

心にぽつんと

寂しさが

悲しみが

落ちて染み込む...

天気雨のあとは

綺麗な虹が架かると信じ

私は前に進む





2012.9.30*葉露


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