STEMMATO/関係/灰李と緋永

 

「オレにとって彼女の存在は当たり前で、でもとても特別な存在」

お互いを大切に思いあっているけれども別に恋人などという関係でもなく、風霧(kazagiri)と護楯(youjun)という主従関係であるけれど、でもそれだけではなく。ただ確実に一つだけ言える事は、確固たる信頼関係で繋がってる二人。お互いが空気よりも自然な存在だということ。

「何時だって少しづつ喪っていく」

灰李は名の付けようがないこの曖昧な関係が偶にもどかしいと感じる時もあるが、それより緋永の“変化”への恐れと“不変”への願いを理解している為、また灰李自身も今の距離感が嫌いではないのでこのままでもいいと思ってる。


( 手をのばした先にあるもの )
( 手を握り続けることの、意味 )

( あなたに出会って、知らないことがいっぱい在るという事を知った )

 




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