雑文/詰め込み
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『 好きだ、』
このたった三文字を君に告げられないのは、この距離感が心地良いと思っているから、この関係が終わってしまうと分かりきっているから。伝えたくて、でも伝えられなくて、酷くもどかしい。しかしそれでもこのままで良いと思えるのは、君が変わらない事を望むから。
( ならば、これでいい )
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現実から目を背けたって何も始まらないなんて知ってる。それでも私は、目を閉じ続けているんだ。
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終わりなんて視ない振りして、ただ君だけを追い掛けてきた。希望も絶望すらも僕は喪って終ったけれど、
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落ちた涙は地に滲むのに
落ちる涙は底を尽きない
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星の無い夜空を、懺悔の様に仰ぎ見た。
真っ暗な宵闇に吸い込まれたのはあの暁の光。私は未だに、一体何を欲すると云うのだろうか。
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(いつか、なんて。)
(必ず在ると言い切れるの?)
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さよなら、は一粒の涙で充分です
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辛かった、痛かった、孤独だった、屈辱だった、苦しかった、恐ろしかった、悲しかった、諦めたかった、投げ出したかった、死にたいとも思った。けれど、断片的な記憶は鮮やかに美化されるばかり。
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呼吸をする事の方が苦痛でいっそ止めてしまえば楽だけど、この命を繋ぎ留めてさえいれば些細な事も、ありふれた事も、それが生きる理由になるから
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詰め込んだ。なんか全体的に暗いし、後半あたりは御題の方に回してもいいかな思うた(・ω・`)
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