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※叔父×姪パロディ注意
(社会人×大学生パロ)







ピピピピという音が鳴り響く。
綱吉はシーツの中でもぞもぞと動いて、鳴り響く物を止めようと手を伸ばした。




「ンー……。」

あれ、無い。
みぎ…ひだり………あれ。
でも鳴ってる。
ってかうるさい。
次からアラームの音を下げるか。
いや、でも。
それだと起きないし……。




「………?」

そうこうしているうち、時計のアラームは自動的に止まった。
なので綱吉はまた眠りにつこうと静かに目を閉じた。

そうか、
アラームは押さないと自動的に止まるんだ…。




「ん……。」

「………綱吉。」

「……んー……?」

「今日はレポートの提出日、だろう?」

「ッッ!!!」

綱吉は目を開く。
鉛のように重かったまぶたが、嘘のように軽く開いたのだ。

レポートというのは、あるテーマについてまとめてこいと出された課題のこと。
しかし前日に書いて当日寝坊して…の繰り返しで、もう単位も危うい。
だから今回は一週間前に終わらせて出席しようと思っていたのに。




「うわぁあああっ
もう早く起こしてよ!
またレポート提出できなくなったら単位落とすかもしれな…、」

綱吉が飛び起きたと同時に体がピタリと止まる。
脳がだんだん冴えてきて、冷静に考えることができた。

いや、今の声って。




「なっ…あ!!!」

「おはよう。」

「ちょ、え、えぇえええっ!」

綱吉は更に目を開いて驚く。
ベッドの中にもう1人、シーツにくるまってあくびをしている人間がいた。




「ジオ?!
い、いやいやいや!
だっ…だって、いつ来たの!?」

「今朝の2時だから、5時間前か。」

「っていうか何で裸なの?!」

「シャワー入るの面倒だから上を脱いでそのまま寝た。」

「何で同じベッド?!」

「それぐらい許せ。
俺だって仕事で疲れているんだ。」

「レポートの提出日って?!」

「そこのカレンダーに書いてあるのを見た。」

そう言って再び大きなあくびをした。
ジオことジョットは綱吉の叔父にあたる人物で、仕事の関係で日本とイタリアを行ったり来たりしている。
だがジョットは何の連絡もなしに日本に来る場合が多い。
今回もそのパターンで、特に驚くことはなかった。

ただ一つ、同じベッドで寝ていること以外は。




「花の大学生の家に上がり込むとか、不法侵入!!
帰るなら実家にしてよ!」

大学生となった綱吉は学校の近くのアパートを借りて暮らしていた。
そこに未婚の男が入り込むなど論外。
綱吉はジョットに抗議するが、「はいはい」と軽く流されてしまう。




「だいたい、
なんで家の中に入れるの?!
合鍵なんて作った覚えはないし、何より彼氏とかじゃないんだから平然とした顔で入…、」

「んー…寝る。」

「人の話を聞けぇえええッッ」





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