1/8








※ツナ♀、学園パロ注意













もっと可愛く、売れるように。














「そんなにめかしこんで何処へ行くつもりだ。」

「っ会、長。」

「気やすく呼ぶな不良女。」

曇り空の下、ある都会の駅前。
金髪の青年が朝から学園を離れてわざわざここへ来たのには理由がある。

学年最高の権力者である生徒会長のジョットは、学園内で1番の問題となっている人物を忠告しに来ていた。
何よりケバっこく派手なメイクをする輩は大嫌いで、後輩である沢田綱吉ことツナはジョットの標的とされていた。

ピアスにマスカラ、リップグロスなどなど。
周りから見れば洒落ている普通の学生だが、校則に忠実な会長は黙ってはいない。




「何の用。」

「化粧を落とさない限り学園には入らせない、それだけだ。」

「知らない。
それは俺の勝手だ。」

「雨で洗い流されればいいのにな、そんなもの。」

「あ、そ。」

「もう1つ。
お前の携帯が数日前から机の中に入れっぱなしだ。
着信音がうるさいから早く取りに来い。」

今日中に取りに来なければ捨てるからな、
そう言ってジョットは綱吉に背を向けて学園へと登校しに歩く。
一方綱吉はジョットを無視して、都会の街へと溶け込んでいった。




「雨宿りの仕方も知らないくせに。」

朝からというもの、都会は人混みだらけで不快感だけが募る。
そんな場所に我が校の生徒が馴れ親しむ、ふざけているのにも程があった。

もう一生関わりたくないものだ。



[*前へ] [#次へ]

戻る
リゼ