心配プレグナンシー





※骸♀、妊娠ネタ注意









「……………。」

「なんというか…重いね。」

「何がですか。」

「この空気とか責任感とか命の尊さ、みたいな。」

「言っておきますけど責任は貴方にふっかかるんですよ。」

「重々承知しております。」

「まだ同意の上では無かった時からなんて‥。」

「どっちにしろ、骸君には選択権が無いっていう事じゃないの?」

「男性は気楽でいいですよね。」

ここのところ月経がこない。
というか体調が麗しくなかったので検査をしてみたら、妊娠の項目に陽性と書かれていた。
白蘭と骸が出会って間もない頃(無理矢理の時代)から子供ができていたらしい。

骸は白蘭を呼び出して妊娠の話をしていた。
しかし以外にもあっさりした反応だったため、骸は少し不機嫌気味となる。

もう少し良いリアクションとかとれないんですかね。




「貴方、本当に父親になってくれるんですよね?」

「骸君はどうしてほしい?」

「……………。」

疑問を疑問で返しますか。




「貴方より魅力的な男性を見つけて幸せになります。」

「ごめん、演技のレベルが低すぎて嫉妬できないんだけど。」

涙目になってまで言うことじゃないでしょ。

骸の零れそうで零れない涙を、白蘭の細い指で拭いていく。
その際まつげが1本抜けたが、口には出さず内心で謝った。
いざという時の自分はこんなにも不器用なんだと、改めて考えさせられる。

まぁ…妊娠とか嬉しいじゃん。
態度には出ないけど、ちょっと緊張して手が震えてるんだよね。




「‥貴方がいいです。」

「うん、ありがと。」

「嬉しいですか?」

「らしくないけど緊張してるんだよ。」

「僕はもっと…喜んでほしいです。」

自然に指と指が絡んだ。
ちらっと目を合わせてみれば、ものすごく期待している雰囲気。
仮にもここはベッドの上。
白蘭はシャツのボタンを1つ1つ外しながら、骸を静かに押し倒した。
ギシリとベッドが軋んだ後、白蘭からのキスで小刻みにベッドが揺れる。




「ン‥ン、」

「……っは、」

「‥びゃ…く、ら‥。」

とりあえず、骸君が子供にベタベタな未来は後で考えといて。
今は僕だけしか見ていない骸君を愛したい。
父親として子供ができるのは嬉しいけど、子育てが忙しくなって相手にされなくなるのは嫌。

誰だってそうでしょ?
寂しいじゃん。




「子供は女の子がいい。」

「…何故、です。」

「男子だったら骸君が襲われる。」

「なめられたものですね、僕は弱くないですよ。」

「絶対嘘だし。
いい雰囲気になったら流されるでしょ。」

「僕を誘えるほどの息子でしたらね。」

「イケ面で当たり前でしょ。
僕と君の子供なんだから。」






(娘だったら手を出しますか?)
(ロリっ子には興味ないから)




フリリク企画に提出。

10,06/29[更新]
10,03/03[完成]
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