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※骸♀猫、裏注意。
ちなみに白い猫です。







合言葉は、
「like a Srow down Hold up
Don't stop Kiss me.」







a-a
(I'll do whatever you do.)







大体の女は僕に誘われたら部屋に行きたいと言う。
お調子者で安っぽい女達。
「Would you like some sweet chicks?(美味しい女は好きでしょう?)」
耳元でそう囁かれてしまったら僕の負け。

気付けば夜通しパーティー、気付けば日中の面会。
リーダーとはいえ、こんな乱交パーティーを続けていたら精神的にも気が狂ってしまいそうになる。




「したいだけなら僕の餌、女は最終的に中に出してってせがんでくるから嫌いだよ。」

「…………。」

「僕だけおいしい思いをしてる、って薄汚い捨て台詞だよね。」

「んっ…。」

首筋を舐めれば人間のように敏感な反応。
彼女に向けてそっと体重をかければ簡単に押し倒せる、いつもと変わらない雰囲気だ。

シーツと見間違えてしまうほどの真っ白な毛並みと長い蒼髪は最高(というか自分好み)
本人は黒い種類がよかったって言ったけれど白もそれなり似合っている。




「ふ…みゃァ。」

「耳が垂れてる。」

胸を静かにまさぐれば性感帯の乳首がかたくなりはじめる。

シーツを服のように扱う真っ白い猫はいつもベッドの中で過ごしている。
そして甘えたい時は仰向けに寝転がって媚び媚びポーズで相手を誘惑。
実際、誘われて勝ったことは1度もない。




「びゃく…ら……ぁ。」

「可愛い。」

「にゃ…ァ…。」

尻尾をふって喜ぶのは犬じゃなかったっけ?

気持ち良さそうに尻尾を動かす猫を見て、逆にこっちが盛ってしまうのではないかというほど色っぽい。
本格的なキスを施せば尻尾が足に、腕が首にまきついて終わらなくなるのが難点だ。

くぐもった声とともに放出された熱い愛液。
気付けば自分の尻尾の先端とクリトリスを擦り合わせて快感を得ている。

もう本当、
期待を裏切らないというかなんというか。




「淫乱。」

「にゃ…みゃァ……。」

「何、お決まりの発情期?」

「いじわる…。」

「ごめんごめん。
可愛すぎるってある意味罪だよ。」

ぷちゅぷちゅ音を立てながら出てくる大量の愛液を尻尾が絡み取る。
気持ち良くて自覚はないらしいが、言い方は違えど世間ではこれを自慰という。
濡れた尻尾が厭らしいのであまり視界には入れたくない。
理性が切れたら今の記憶が残らないぐらいやるだろう、白蘭は雄犬のように突っ込みたい気持ちを我慢しながら愛撫を続けた。




「ン…ん、」

「やっぱりスキンシップが1番好きなんだね。」

「な、んで…?」

「むちゃくちゃ気持ち良さそう。
骸君って顔に出るからわかりやすいよ。」

「みゃぁ…。」

最初の印象はぶっちゃけそこらへんの汚い女と同類だと思っていた。

But you are not like them,
You agree to just be my cat.
(だけど君は違う)
(僕は自分の猫にするって決めた)

甘い声音、猫特有の鳴き声に呷られて限界が近いのは事実。
シーツから露になる骸の体に触れながら、尻尾の付け根より前の孔を撫でた。


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リゼ