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※裏注意。










いつの間にか形勢逆転。
ツンツンしていた彼が懐かしく思える。




「…っていうか。」

朝起きた。
まぁまだ寝てたいけど朝起きるのは普通の事。

なのに。




「むーくろくー…ん。」

「…スー……。」

「いやいやいや。
起きて、ってか絶対起きてるでしょ。」

目の前にある白いほっぺたを指でちょいちょいとつつき、次に親指でほっぺを伸ばすように触れてやる。
そうすれば自ら顔を乗り出してくるのだから可愛いものだ。

キスをしないと絶対に起きない。
受け身的に言えばキスをしてくれないと起きてやんない。
最近はいつもそう。


ここでわざと時間稼ぎ(という名の焦らし)に髪の毛に触れて遊んでみた昨日の朝。
すると、構ってほしいのはそこじゃないと言わんばかりに悲しそうな表情でキスをしてきた。
触れるだけの非常にシンプルなもの。
まぁそれはそれで僕が空気読んでないような気まずい雰囲気になっちゃったんだけどね。




「でも……。」

今日は焦らしは無し。

顔の輪郭の曲線を指でなぞれば、相手の震えてくる吐息と体。
別にこの後セックスをするみたいな予定はない、だがそれも骸の反応次第。
現時点で彼のペニスは少し濡れたと思う。

やーらしいんだから。




「眠り姫なんてどこで読んでもらった?」

「……ン…。」

「ロマンチックだよね。」

起きそうで起きない骸に問い掛ける。

キスで目覚める眠り姫。
白蘭の目の前にいる眠り姫は、寝てる時の服装を見れば心理が読み取れた。
セックスがしたい時はワイシャツ1枚、しかもボタン全開。
別にどっちでも良いときはワイシャツにズボンも着用してる。
極論、毎日可。

そう(勝手に)解釈している白蘭のこの前の失態。
数日前、骸は下着を履かないままズボンを着用していたらしく、いざ欲情したら先端と固い布が擦れてかなり苦しかったらしい。
対して白蘭は全然気付かずキスを終えたら普通に起き上がって骸を放置。
(だって骸君ズボン履いてたし)

すると我慢の限界なのか、白蘭は骸に引っ張られ着いたバスルームでやっと気付いた。
その時はただやって終われば良いだけ。
だからシャワーを浴びながらの気持ち良くて簡単なセックスをするやっていたはずが、結果的に仕事に大遅刻。




「ん…ァ…。」

「今日はしたいんだ。」

「ンむ…ぅ…、」

「もう起きて良いのに。」

ワイシャツのボタン全開、ということは。
そう考えずとも自然と骸に吸い付いてしまう。

ご希望通り、音を立てず唇を全体的に濡らすような派手なキスを仕掛けた。
そしたら骸もまた唇に吸い付いてくる極上の可愛さ。
唇でやわらかく噛んで、舌を絡めるとき裏地をすりすり摩擦をおこせば彼は弱い。

すると、舌と舌をこすり続けていたら股付近に水気と湿り気。
達した気持ち良さに酔い痴れる頬の赤らみ、キスの最中にふと目を開ければ上目遣いの彼。




「ン…んはァっ」

「おはよ骸君。」

「…も、ばか…。」

「気持ち良かったんでしょ?」

「くせになるから…程々にしてください。」

「無理。」

「む…無理って。」

「ほら、後でお風呂に入んなきゃね。」

今度は本格的。
一旦上半身を起こさせて骸に覆いかぶされば白い太ももを持つ。

ふと、
白蘭は興味本位でズボンを着用したままペニスを孔に入れてみた。
無論触れているだけで挿入したとはいえない。
ガンガン腰を打ち付ければ彼のペニスから愛液が飛び散って苦しそう。

奥がじんわりと熱を持っているのに手前でこすれる白蘭のペニス。
こんな焦らしでも快楽へと導ける骸の躰がすごいと思う。

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