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※乙女骸、裏注意












「ちょっ、」

「ねぇ…して?」

ふつふつと燃え上がってくるのは独占欲か何か。
優しい彼に甘えて心地が良いのは体が覚えてしまっていて。
白蘭に頼って依存し、ついには自分から縋るようになってしまった。
だから壊されたくない、今の自分に必要な時間が蝕(むしば)まれていく現実が恐くなる。

自分という感覚は彼を捉え始め、いつしか魅かれ合い馴れ合い食べ尽くした。
どれだけお互いの事を知り尽くしたとしても、まだ足りない。
足りない足りない足りない足りない。

何回言えば満たされる?
何回繋がれば納得できるの?
貴方の未来には僕がいたはずなのに。




「む、く?」

ベッドから降りようとしたら突然引き戻されて骸に押し倒された白蘭。
昨晩の情事で体が動かせないはずの相手、いきなりすぎて何が何だかわからない白蘭は珍しく求めてくる骸の異変に気付いて頭を撫でた。

こうやって他人に甘えたくなるのは子供の頃に甘えられなかった分。
白蘭のように包容力のある力強い人間に魅かれたのは、甘えたら何でもわかってくれそうな気がしたから。
今だって、頭を撫でてもらえるだけで快感となる。




「どーしたの。」

「んん……。」

「昨日はいつもより激しくやったつもりだよ?」

「…………。」

質問は耳に届かず、仰向けに寝ている白蘭の体に静かに覆いかぶさって体を密着させてみる。
骸の耳元には白蘭の鼓動、トクンと聞こえるこの音すら欲しいほど。

骸の頭を撫で続けている手を後頭部へ、もう片方の手は顔の輪郭をなぞって唇に触れた。




「キス、したい?」

「…………。」

「可愛い。」

指が唇に触れているだけで欲が熱を帯はじめていく苦しさ。
今回の白蘭の質問に素直にこくりと頷けば、よいしょーという白蘭の掛け声と共に骸の視界が天井となる。
しかし束の間、ものを言わさず天井から視界は整った顔へと変わった。

一瞬遅れに唇の熱が重なって、それを気が済むまで感じていたいから白蘭の首に腕をまわして誘導させる。
深かったり浅かったり、ランダムに気分でしてくる白蘭キスにはいつも負けてばかり。
粘膜同士がくちゅくちゅとすり合う音、いつのまにか太ももを小刻みにすり寄せていた。




「ン…んん。」

「結構付いてこられるようになったね骸君。」

「ふぁ…ア、はぅ…。」

「キスだけでこんなにぐっしょり。」

そんなに気持ち良かった?

また快楽に流されている、
こくこくと首をたてにふる骸を前に白蘭はズボンや下着などを全部脱がしてぷるりと勃っている骸のペニスとご対面をした。
骸の腰を持って、そのまま上下に降ればペニスも上下に精液を撒き散らす。

気持ち良くてしかたがないのは調教されたおかげと言うべきかもしれない。




「も…ッでる、ぅ…っ」

「辛かったら出してもいいよ。」

「ッあっふぅンッあぁぁあああッッ!!」

ずぷり。
振られていたペニスに、いきなり後孔から細長い指の感覚。
予想外の快楽に驚き、亀頭から再び白濁を放つ。
それでも白蘭の指は止まらず、掻き分けるように撫でながら後孔をいじくる指に骸は胸が苦しくなってきた。
肩で息をしている骸、辛そうだからとシャツに手を伸ばしてボタンを外せば赤く勃つ飾りが美味しそうで。
ぱくりと口に収めて舌や歯で愛撫する。




「ンあッゃ…そこ…ヤだァっ」

「そうかな。」

「ァあッ……噛んじゃダメ…。」

「じゃ、骸君の1番好きなトコロなら文句無し?」

「ン……。」

白蘭の腹部に当たる相手の亀頭。
親指を尿道にひっかければ、爪が当たって白濁が飛び交う。

とても小さな孔から溢れる精液はストローでも差し込んで飲みたいぐらいの甘さと量。
でもペニスばかりじゃ嫌だという後孔は、白蘭の指を食べて離さない。



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