彼女の甘え方、彼の口説き方




※♀骸注意。










「何してんのー。」

「貴方と同じで寝ますよ。」

「そんな大胆に?」

「僕はここがいいんです。」

不覚にも鼻血がでるかと思った。

仰向けにソファーに身を任せていざ寝ようとしたら、どっから湧いて出てきたのかは知らないけど骸君がこっちに来て僕を見てたんだよね、そりゃぁもう不思議そうに。
半分睡魔に襲われてたからあまり脳が活発にならなかったけど半開きの目で骸君をチラ見したら…、
何か知らないけど天使がいた。

ちょ、骸君。
何でそんな格好して歩いてんの。
って心の中でつっこんだのは覚えてる。




「今日は随分とサービス精神旺盛じゃない?」

フリフリのロリちゃん、じゃないなぁ。
どっちかって言うとシースルーだから大人のお姉さんって感じかな?
(いや現に大人のお姉さんなんだけどさ)
白くて透けてて肩丸出しで太もも辺りまでの丈、まぁネグリジェに近いかも。

そんな格好でさ、仰向けの僕を跨がって抱きついてきちゃって。
しかも感覚でわかる、下着付けてないよこの方。
ちょっと感覚でわかっちゃう僕も僕だけど誰か助けて。
うん、要はヤバい。




「せめてジーパンとか履こうよ、それか上着を着るとかしてさ。」

「…………。」

「ま、まぁ僕の為にやってくれたなら嬉しい限りだけどね。」

ってそんな悲しそうな目で見ないで骸君!
(むしろ泣きたいのこっちだから!)
僕の為にやってくれた事はよく理解できたしめっちゃ嬉しいよっ
別に貶してるわけじゃないからッ

でも泣かせちゃったり不機嫌になったら嫌だから「大好き」って言ってキスしといた。
長丁場になりそうだったから体勢は横に倒れてソファーの背もたれ側に骸君を。
足が絡んでくるから僕とのキスが相当気持ち良いって事だよね。
そこは自惚れとくよ。
ってか自惚れさせて。
だって僕も骸君のこと大好きだし。
口に出したらどうなるかな。




「ン…っんぅ、ふ。」

「…相思相愛ってイイかも。」

「ん…はぁっ」

「ね、いいでしょ?」

「びゃく…らァ。」

そんなに僕が欲しいなら前提はいらなかったのに。
意味を理解した骸君は顔真っ赤にしながら頷いてくれちゃって。
これは押さえ切れないね、理性にバイバイ。

もう絶対離さないから。




「…んっ」

「でも下着はつけようよ。
君を狙ってる部下なんかそのへんにゴロゴロいるんだから。」

「だって…。」

「ま、家庭を持ったら服なんていらないと思うけどね。」

「え、びゃ…く。」

「なぁに骸。」

僕じゃ不服なわけ?

両手を口元にあてながら、かなり驚いた様子で僕を見る彼女。
え、また泣きそうなんだけど。
何で。
だって好きな子じゃなきゃこんな事言わないし嫌いな子だったら受け入れないのは当たり前でしょ?
まぁ言ってみたらちょっと恥ずかしいけどさ。
遠回しの告白、っていうか(自称)プロポーズなんだけどね。
…意味は大して変わらないけど。

そしたら無言で抱きついてきてさ、耳元で何かこしょこしょ内緒話みたいに話してメッチャぎゅうぎゅう抱き締められちゃった。
う…苦しい。
けど嬉しいからいいや。





(…む゙く)
(恥ず、かしいですっ)
(いや、恥ずかしい以前に抱き締め殺さないでッ)



フリリク企画に提出。

09,03/19[完成]
09,06/05[更新]
戻る
リゼ