好き。


普通。


好き。


普通。


好き。




「ネジ兄さん、何やってるの?」


後ろからひょっこりと除き込むヒナタに、不意をつかれたネジは驚いた。



「ひ、ヒナタ様! 俺は別に何も…」


明らかに動揺しているネジに、ヒナタは首をかしげる。
そしてネジの周りに、無数の花弁が散った。



「もしかして何か悩み事?」
「…何故そうなる」
「だってそれ…花占い、だよね」


まさにその通り。
ネジは先まで花占いをしていたのである。
花弁を一枚一枚、好き、嫌い、好き、嫌いと順に取っていくというものだ。



「ねぇ」
「なんだ」
「何を占ってたの?」
「……」


途端にネジは赤面した。
そう、言えるわけがないのだ。

まさか、ヒナタのことが好きなのかどうかを占っていただなんて―。













乙女な男子
「ネジ兄さん、もし悩み事があったら…遠慮なく言ってね」
「……(俺の悩みは、あなたが鈍すぎるということなんだがな)」












リゼ