血のように濃厚で甘い夜を、君と小さなスプーン一杯分の悪魔くちびるを汚して食べ尽くすいつまで待てど、孵らない




「、大丈夫…?入る、…?」
「固くならないで。いっぱい舐めたし、大丈夫だよ」
「っ舐めなくても、手で、良かったし、」
「舐めたいの、キルアの全部。俺が溶かしたいの」
「っ、ふぇ、」
「大丈夫だよ」

舐めたもん、べろんべろんに
じゅるじゅるって、吸えるくらい

汗も涙も、分泌液、体液精液も
全部飲むから、キルアも俺を、飲み込んで

「、い、ゃ、いたあっ、」

何で?絶対拷問の方が痛いでしょ

「大丈夫。キルア、好き。ひとつになろ」
「ふ、イル、イルに、」
「好き。好きだよ。怖くないから。入りたいから。俺を受け入れて、キル」
「……ふ…イル…イル兄…」
「あ、入る。すごく入る。入ってる、どんどん入る」
「…イル兄、イル兄、っ」
「うれしい。キルア、そのまま。あ、今少し力入れて。あ、入った。全部入ったよ、キル」

痛い?痛いのかな
だから、何でさ
でも、すっごくかわいい
きつそうだけど真っ赤なかわいい顔も、汗でしっとりぺたぺたした震える体も
咥え込んでるところがじゅくじゅくドロドロ狭いのも

「で、ごめんね。やっぱり血出ちゃったね」

血がついたシーツは流石にね
汗でも涙でもないからね
体液だけど。血液だし

「はじ、初めてだもん、っ」
「うん。うれしいよ。ありがとう。かわいいよ」
「、好きぃ」
「好き。キルア、俺もだよ。好きだよ、キル」

赤く濡れた体液は、濃厚なルージュみたいに甘かった



*****



「キルア寝てるの?」

帰ったらえっちしたかったのに、何で?
上着を脱いでたらミルキが教えてくれた

「クロロホルム、すげえ効いたみたいで」
「量は?何g?」
「これ。このスプーン一杯分」

ええー
こんな、コーヒースプーンじゃない?

「俺帰って来るのに。待っててほしかった」

つまんないからそのスプーンでコーヒー入れる

「うるっさかったから、寝て良かったけど」

俺も飲むと、スプーンを受け取るミルキには迷惑なくらい騒ぎながら俺を待ってたみたい

でも起きてないからえっち出来ないじゃん
キルアのばか。



****



「口、べとべとだよ?」

股にある頭を撫でながら

「イル兄のが、でかいからだろ」

褒められて、またでかくなって文句を言われて

「おいしい?」
「…うん。俺のだから、な」
「そうだよ。キルアのだよ」

かっわいいなあ
うれしいし
気持ちいいし
堪んないし

「残さないでね?」
「うん、」

食べ尽くしてね
おしゃぶり、しゃぶってしゃぶって

ふにゃふにゃふやけるまで
しゃぶり尽くしてね



*****



「結婚と子供は切り離せないよ」
「でも、俺はイル兄と結婚するよ」
「当然だよ」

だから、子作りは毎日頑張ります
出来るまで、セックスします
でも、子供は出来ません
待とうが待ってなかろうが、どうしても

なので、エンドレスセックスライフをエンジョイしまーす







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