独りにしてごめんね…?愛してるなんて安易に言うべきじゃないわ今オナってたよね?君の為に外国から取り寄せたんだよ!




「…イル兄と…付き合ってねえし…」

俺に黙って仕事に行っただと?

「…別に…面白ぇとか、からかってるだけだろ…」

最初からそう思ってたって、ダメージを減らす為だ

「…好きって…言われたい…」

俺のことだけ好きだよって
親父と仲良くしてるの実は面白くないよとか
気にしてお風呂に入ったの?かわいいねとか

「…っやってても付き合ってないとか、じゃあ付き合ってから結婚してぇよ…っ」

一回寝たくらいでも二桁付き合ってても勘違い?
俺以外と寝たら浮気ってイル兄の彼女面をしてた?

「…好きって抱き合ったら付き合ってんじゃねえの…?」
「キル?」

暗くしてた部屋に電気をつけられた
何て格好良いんだ
ずるい顔がまずずるい
体がえろいやたら想像する

「…やろ…やっ、てよ…やろうよ!!」
「キル?ちょっと」
「好きなんだもん!!嫌われたくねえし、俺のイル兄だあ!!」

引かれるとか?冷める?萎える?
愛想つかされ嫌われて

「キル、泣かないで」
「やってくんなきゃ泣く!!」
「体目当てじゃないよ?かわいいから」
「かわいい俺が泣いてんだから、彼女にすることしてくれよ!!」
「キル、泣かないで」
「イ」

飛び付いたらイル兄はベッドに倒れた
抱きついて泣いてたらキスされて

はぐらかし?だましてる?
それでいいくらいに言えない長いキス

「キルはひとりになったんだもんね。俺は一緒にいるよ。トイレも仕事と感じるくらい寂しかったなんて。かわい過ぎ」

キルの中にとりあえず下半身は明日の昼くらいまでいる
責任取ってね?教育するから

「…、イル、」
「俺のことしか考えられないのに、ひとりにしてごめんね?」



*****



初めてのセックスは泣きそうだったので泣いた

「びっくりしてた」
「本当に涙出たんだ」
「キルアも泣いて大好きーって。またしちゃった」
「気持ちいいって至福だよね」

好きって言い易くて好き好き言ってたけど、好き過ぎてたまんない

「てか、もう、愛してるー、って」
「本音じゃなきゃ自然に出ないしね。いいなあ」



*****



「…気持ちいい…大好きイル兄、セックス大好き」
「気持ちいいよね。俺も大好き」

大好きなイル兄に抱かれるのは堪らない
気持ちいいセックスは全部が満たされる

「オナニーに戻れない…」
「俺以外とやるのもだめだよ。むなしいから変わらないよ」
「やらないよ!!イル兄も絶対やんなよ!!絶対やっちゃだめ!!」
「やらないよ。キルアとしか出来ないよ」
「…気持ちいいから?」
「じゃなきゃセックスじゃないよ」

オナニーは、気持ちいいけど満たされないセックスも、イル兄としか満たされない

心も体も細胞ごと、満たしてほしい
命も魂も、イル兄のセックスで



*****



「フランス製だよ?」
「だから何だよ…こんなブラ、どうすんだよ…」
「着けてみて?」

いいブラだよ、着け心地いいよ
黒いブラで一層キルアがえろいのかわいいよ、ってさあ

「…やだ、こんなん…胸無いのに…意味無ぇ」
「キルアの下着姿に興奮したいの。それで脱がせたいの。キルアがえろくてかわいいの」
「…ふつうに…恥ずかしいじゃん…」
「それも含めかわいいの。かわいいよって言いながら、恥じらいながらもかわいいキルアとするえっちがえろいの。したいの。かわいいから、ブラしてやろ?」
「…恥ずかしいよぉ…」







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