運狙
 2012/11/11

さて、皆さんもうご存知だと思うが、俺の相棒・ボリス先輩は甘党だ。
ほっとくと角砂糖かじって美味いとか言ってるくらい甘党だ。

だからなのか知らないけれど、甘い物絡みになると彼の性格・ツンデレのツンがログアウトする。それはもう甘えられるのに慣れている筈の俺がタジタジになる程デレッデレ。

今だってそう。

「ん、…ふ」

俺の足を跨いで座った彼は平素なら信じられない蕩けた顔を晒している。

一応顛末を簡単に説明しておくと、俺が貰ってきたチュロス食べたいって言ってきたから、咥えた反対側差し出して「じゃあコッチからどうぞ」って言ったらマジで食べ始めました、と。

ここがボリス先輩の部屋じゃなきゃやらなかったかもしれないなぁ、とか署で同じ事言ってみたいなぁ、とか喋れないし動くと先輩が怒るからそんな不埒な事ばかり考える。
…って、俺別に普段からそんな事考えてる訳じゃないよ!?目の前に可愛い相棒兼恋人の顔があれば誰でも考えるからマジで!

「…は、ぁ……んむ…ッ」

エロボイス付きだし。

というか先輩どこまで食べる気なんだろう。
流石に咥えたまま食べ進めるのは無理なのか時々離れて咀嚼してるけど、しっかり顔を両手ホールドされてる辺りまだ食べるって意思表示。

「…まだ食べますか?」

歯でチュロスを咥えたから少し籠もった声で問う。俺から提案してあれだけど正直これは生殺しだ。

「………」

モグモグと砂糖まみれの口を動かし、しっかり飲み込んでから先輩が軽く口端を吊り上げる。

「お前も食えばいいじゃねーか」

「…新手のいじめですか?」

拗ねた子どもに似た声だ、と我ながら思った。両側から食べたら確実に落ちるだろうに。

口の周りを舌で綺麗に拭った先輩がいよいよ笑い出す。

「ばぁか」

そして片手で俺の口からチュロスを抜き、皿に戻した。
代わりに近付く先輩の唇は菓子よりずっと甘そうだ。

「―――欲しいなら、とっとと貪れよ」





















ソファーに座り、下半身だけ露わにした先輩の姿はそこらの女よりずっと扇情的で、

「、く…んあ…ッふ…!」

菓子を食べている時より遥かに色を増した声は耳から俺の理性を溶かした。
決して甘くも美味くもない先輩の自身に這わせる舌が止まらなくなる。

全体を包み、裏筋を撫でたり亀頭を舌先でぐりぐりと刺激したりしていると細い脚がそれに合わせて跳ねた。
溢れ出る先走りを舐め取り、そのまま先輩自身に塗りつけるように舌を滑らせる。

「ッ、あ…!」

限界が近いのか先輩が俺の髪を掴んだ。
少し意地悪して、一度動きを止めて見上げる。

「はぁー…はー…!コプ、ゥ…!」

すると真っ赤な顔して、切れ長の目をトロトロに蕩かして、涙を一筋流して。

「――…ッイキ、たい…!」

上擦った声で懇願してきた。

(…ああ、もう!)

そんな事されると虐めている余裕なんてなくなる。その顔だけで一人の夜のオカズには十分過ぎますボリス先輩ご馳走さまです。

「く、う…あ、あ、あぁ…!」

手で竿を扱き、カリに軽く歯を立てて、舌で亀頭を抉り、と性急に絶頂へと導いた。

髪を掴む力が強くなり、次の瞬間には先輩の自身が弾ける。
先輩が顔を仰け反らせたせいで表情が窺えなかったのが少し残念だ、と思いながら口の中に放たれた熱を飲み込んだ。

やっぱり美味くないけど先輩のだし余裕でイケる。

「?…ちょ、ボリス先輩寝ないで下さいよ〜」

全く反応を見せないと思ったら半分寝てるし。
まあ逆に抵抗されないかと思い直してソファーに横たわらせた。

「…、ん………コプ…?」

「俺イってないです」

足の間に割って入りながらそう笑う。
次第に意識を取り戻し始めたのか、蕩けた表情一転、真っ青になって目を見開いた。

「ぁ、や…ま、待てコプチェフ…嫌だ、せめてもうちょい休ませ…!」

口は今青臭くてキスできないから指で先輩の唇を押さえる。

敏感になり過ぎてて辛いのは分かるけど。

「貪れって言ったのはボリス先輩ですからね?
…余す所なく堪能させてもらいます」

ぐり、と指を後孔に挿し込むと過剰なまでに身体が跳ねた。

「は、アぁッ!」

「ちょっとキツいけど…俺も限界近いんでこのままいきますね」

「ふざけ…!痛、あ、あ、あ、あ…ッ!」

少しでも負担にならないようできるだけゆっくり中に押し入る。
最初こそ痛がり拒絶したものの、何度となく挿れられた経験のあるソコはすぐ馴染み、肉杭を柔らかく受け入れた。

「ふ、う…ぅあ…ッ馬鹿、アホ、鬼畜…嫌、て言ったぁ…!」

「はいはい」

負け惜しみの悪態と文句を聞き流し、ゆるゆると抽挿を開始する。

「ん、んぅ…はぁ…ぁ!」

膣内にいると相違ない熱さと、絡みついてくるナカのあまりの気持ち良さに残っていたなけなしの理性が崩れ去った。

「ごめ、マジで限界…!」

太股を掴み、上から体重をかける。

「ひ、ああぁぁぁーーー!」

より深くなった繋がりに先輩が悲鳴に近い嬌声を上げるが、気遣う余裕なんてもうなかった。

ただひたすら快感を追いかける。

「は…ッボリス、先輩…!」

「あ、ぁ、ん…!ひぅ、ん!」

卑猥な水音がより大きく、激しくなるのを遠く聞きながら俺はナカに熱を放った。





















モグモグとケーキを咀嚼する音だけが部屋で小さく響く。

「…美味しいですか?」

俺の足の間に座っている先輩に恐る恐る声を掛けると、ジロリと睨まれた。

「50点」

「えー…」

あ、再び顛末を説明すると、まぁその…怒られました。そりゃもうジャパニーズハンニャの勢いで。誘ったの先輩なのにね。
で、お許しの条件が先輩が100点出す菓子を作れ。買って来いじゃなく作れって辺り鬼だこの人。

と言ってもそれは建て前で満足すれば許してくれると分かっている、だけど三種類もホールケーキ完食してまだ満足しないってどうよ。

「…ホットチョコ」

「はい?」

「飲みたい。作れ」

これは、もう満足と取ってもいいのかな?

「コプチェフ」

「あ、はい只今」

分からない。まさか飲んだらまた作れとか言うのかな…





パタパタパタ‥

「うぷっ…!」

(アイツ…絶対塩と砂糖間違えて入れて作ってやがる…)

















チュロスゲームのつもりだったんですが、書いてる内にチューするには弊害があると気付きましてホワイトチョコポッキーに変更←
もちろんボリたんが食べるのは下のお口さ☆…はい黙ります。

3つもマズいケーキ食べてあげる、でも教えないっていう。失敗には自分で気付いて欲しい先輩ボリたん(笑)

ポッキーの日関係ないとか聞こえなーい。



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