予想の斜め下、それがデフォ(運狙)
2012/07/03
まさか誰もここで拍手御礼SSSを展開するとは思うまい。(←ならやるな)
いやね、もう暑くて脳がストーリーとか考える事を放棄して、R18なシーンしか考えてくれないものですから「ならヤろうか、やおい」と思い至りまして。
…涼しくなる夜になってから表で書けばいいんじゃ、とかつっこまないで。
夜は力尽きて携帯掲げたまま寝てるんです最近(笑)
と、目に見えてサボり癖が出てきた緋柳より、昨日は拍手ありがとうございました!!
「…冷、た…!やめ…!ひゃあぁ!」
言葉の途中、ぐり、と秘部にねじ込まれた異物に上擦った声が上がり、腕を拘束する鎖が重い音を立てた。
敏感な粘膜に直接触れる冷たいそれは、本来舌を以てその甘さを感じて摂取すべき物。
意思と無関係な涙の流れる目で、自分の足の間にいる相棒を睨みつけた。
「コプチェフ…!いい、加減怒る、ぞ…!」
女好きで有名なこの相棒、きっと望めばこの手で悦ぶ女の1人や2人簡単に釣れるというのに、どういう訳か時折自分の部屋に侵入してはやたらマニアックなプレイを強要してくる。
勿論同意など一度たりともした事はない。
が、拒絶した事もない。
それが好意から来るものだと、妙に勘の良い彼はきっと気付いている。そして、だからこそ行為が回数を重ねる毎にエスカレートしているのだ。
異物――アイスキャンディを秘部に詰め込む手を止めて、相棒は笑う。
「言う割には先輩のココ、美味しそうに食べてますけど」
「…目ェ腐ってんじゃねーの?」
ふん、と鼻を鳴らした。
ナカで味を感じるなんて出来ないし、アイスが溶ける感覚も、冷たい液体が腸を流れる感触もただ気持ち悪いだけ。
「じゃあ、先輩が見て下さいよ」
少しムッとした相棒に足を大きく開かれ、腰を高く掲げる体勢を取らされた。
「ッや…ぅぁあ!」
視界に収まるのは自分の萎えたままの自身と相棒が手を離していても問題ない程深く突き立てられたアイスのスティック。
そこにまだ残るアイスが、重力に従い少し形を残したまま腸の更に奥に流れ込む。
「や、だ…!コプ…コレ、気持ち…悪ぃ…!」
それを追い出そうと下半身に力を入れると、ゴポ、という音と共に液体化したアイスが流れ出て、腹を伝った。
「ん、あぁッ!」
生暖かく気持ち悪いその感触に背が震え、また力の入る下半身。溢れ出すアイス。それに反して奥に入るスティック。
悪循環だ。
クスクスと至極楽しそうな笑い声が上から聞こえる。
「ほら、先輩もう自分から食べてる」
「ッ違…!なん、でそぅ、見え………ッあぁ!」
「誰が見てもそれ、呑み込んでいってますよ?」
言いながら、相棒は秘部の入口で僅か固体として保たれているアイスに舌を這わせた。
少しざらついた熱い舌が冷たいアイス攫い、戯れにナカに侵入する。
無意識に流れる涙の量が増えた。
「いや、…!嫌だぁ!やめろよ馬鹿ぁ!」
「ん………ぁ。美味しい…うん。これならイケる」
「は…?」
意味が分からない。
イケるって何の話だ?
問う前に完全に溶けきったアイスが引き抜かれ、気持ち悪さに言葉を飲み込んだ。
腸液がまとわりつき、卑猥に光るそれを笑いながらまじまじと観察する相棒。
「血は…出てないですね。
まぁいつも突っ込んでるのより全然細いから当然か」
「ッ…!」
「…あ、そうだ。先輩ナカでアイス流れるの気持ち悪いんでしたね」
「?!おま、分かってて…!」
さっきまで散々美味しそうに食ってるとかほざいてたくせに。
「そんな怒らないで下さいよ。
ちゃんと全部出してあげますから」
胡散臭い笑顔で言うが早いか、相棒は秘部に口付けた。
背が粟立つ。
「な…!や、そこ…やめ…ッ汚い、からぁ!」
「…汚い?こんな美味しいのに?」
「ふぁ、ぁは、ぁ!吸うな…!!んぁあ!」
舌を差し込んでナカを舐められ、腸液諸共液体化したアイスを吸われ。
恥ずかしくて気持ち悪くて、今度は自分の意思で涙を流した。
「ひ、く…!やだ、やだぁ…!ぅ、…ぁ!ぁああ!」
訴えは無視され、やっと相棒が離れた頃には秘部は唾液で柔らかくなっていた。
「ハー…!ハー…!ッひ、ぅ…」
「先輩。泣かないで下さいよ…」
誰のせいで。
文句を言う前に目に入った光景に戦慄する。
「―――まだ、沢山あるんですから」
そう笑う相棒の手には、色とりどりのアイスが握られていた。
「次、どの味がいいですか?」
運狙。
だって暑かったし。←
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