ゴミ

※名前は名前表記

2014.08.24 Sun 01:36

「髪の毛、切ったんだね」

『え?あ、はい。そうなんですよ。よく気付きましたね』


私が働いているコンビニの常連さんにそんなことを言われ、よく見てるなぁと思った。でも、こんだけ切れば当然か。


「失恋でも、したの?」

『えっ…ええ、まぁ…』


なんだか今日は、グイグイくるなぁ、と。


「いやぁ、あんな脅しで別れてくれるなんて。ところで名前ちゃん、俺と付き合ってよ」


なんで、私の名前知ってるの?ネームプレートには、苗字しか書かれてないはずなのに。


「そう言えば、もうすぐ誕生日だよね、何が欲しい?あ、名前教えてなかったね。俺の名前はー」


何を言っているのかわからなくて、ああ、この人は所謂ストーカーなのかって思ったら、もう遅かった。


「愛してるよ、名前」


助けて。



誰っていうわけでもないけど、個人的に及川とか

2014.06.06 Fri 01:16

HQ 国見

「先輩は、及川さんのこと、本当に好きなんですか」


目を丸くした先輩は、少し間を開けた後、「愛してるよ」と言った。

愛してると言う声が、泣いているように聞こえたのは気のせいか。


(……俺なら、)


俺なら、先輩にそんな顔させないのに。

2014.06.02 Mon 00:55
『私さぁ、月島くんのこと、好きだよ』


ばしゃっと。
僕は、目の前にいる相手に炭酸飲料水をかけてしまった。


「え、おい、なにやってんの月島!?」


僕のすぐ後に坂ノ下商店から出てきた菅原さんが、血相を変えてそう言った。正直僕も、なにやってるのかわからない。


『……ベタベタする』

「大丈夫か?月島も、なんでこんなことしたんだよ」


わからないんだ。いや、多分、さっきのコイツの言葉に吃驚したからなんだろうけど。


『………ごめん、月島くん。動揺させたね』


謝るのは僕の方なのに、彼女は僕に謝った。僕がもし誰かに、突然、炭酸飲料水をかけられたのなら、きっと一生許しはしないだろうに。


「動揺…?」


ちょっとここから先は、菅原さんに聞いて欲しくないな。


「馬鹿じゃないの。動揺なんてしてないから。吃驚しただけだから、勘違いしないでくれる?」


自分で言ってて、凄いツンデレだなぁ、って思った。


わけわかんない長い

2014.05.12 Mon 11:53

洛山に負けた秀徳高校バスケ部レギュラーの宮地清志が泣いている。しかも、私の前で。

その泣き顔があまりにもー


「…んだよ。なんで、笑ってんだよ」

『え、え?あ、私笑ってる?』


宮地の泣き顔が、あまりにも、綺麗で。


「……なんだそれ。男に綺麗とか、わけわかんねー」


そうしたら、宮地は笑った。


『…うぐ。…みやじぃ、悔しい、よぉ……』

「はあ!?なんで今度はお前が泣くんだよ!!」


宮地が笑ったから、私は泣きたくなったのだ。




2014.01.18 Sat 21:08

「待って!」


最近付き合い始めた彼氏に、帰り際引きとめられた。


『どうしたの?』

「連続殺人事件知ってるだろ?その犯人がまだ捕まってないみたいだからさ、送って行くよ」

『え、いいよ、悪いよ』

「襲われてからじゃ遅いだろ。送らせてよ」

『……うん。わかった』


計画が狂った。
まぁいいや。帰ってからやろう。



「………何、してるんだよ?」


時間は夜の10時頃。場所は人気のない公園。私に話しかけてるのは、私の彼氏。彼の目の前には、右手に血塗れの包丁を持った私。私の目の前には、血塗れで倒れている男の人。


「…なんか、言えよ」

『この人が…いきなり襲ってきて……』


それで、思わず殺してしまって、正当防衛で。この包丁も、この男の人が持ってたんだよ?ねぇ、信じてよ。
涙ながらに彼に語りかける私。彼は、さっきの緊迫した表情から一変、血相を抱えてこっちに走ってきた。


「だ、大丈夫だったか!?何もされてないか!?」

『大丈夫。私は大丈夫だよ』


全く、無防備だよ。コロっと信じるんだから。あなたのことは本当に大好きだったのに。残念だなぁ、見られちゃった。


『さよなら』

[*前][次#]



[ふしぎ遊戯|レシピ|二次]
リゼ