「剣城!」


またきた。


「好きなんだ。お前のことが!!」


松風天馬。
サッカー部の問題児1年。

しょっちゅう俺のところにきては、好きだ好きだ言ってくる。
大体、男が好きとか、どうかしてる。
髪の毛と同じくらい頭の中はおかしいのか。


「黙れ。俺は好きじゃない」


剣城ー!なんて、後ろから聞こえるが気にしないで俺は松風のもとをあとにした。





「剣城は好きじゃないって言ってるけど、絶対俺のこと好きだと思うんだよね!」


放課後、そろそろ病院に行こうと思い、屋上を出ようとした俺のところに、また松風がきて言った。


「…なんだ、それ」


俺が好きじゃないと言っているのに、なんでそうなるんだ。


「好きじゃないと言っているだろうが」

「でも、嫌いじゃないんでしょ?」

「は、」


こいつは、何を言っている。


「好きじゃないってことは、嫌いでもないんでしょ?」


不意に、不適な笑みを見せる松風。
しまった。言い方を間違えた。


「嫌いd「いやー、そうかそうか。剣城は俺のこと嫌いじゃないんだ」


落としてみせるから





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すみませんでした<(_)>
滅多にBL書かないもんだからこんなんになってしまった。
こんなのでよかったらもらってやってください。




110820

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