部室での情事
強豪バスケ部と謳われる桐皇バスケ部でマネージャーを務めること早3年目。
そんな私には同じ部で主将を務める彼氏がいる。
付き合い始めて1年半、学校生活はもちろん少ない休みを活かしてたくさんデートをしたし、たくさん喧嘩もした。
そしてそりゃあやることだって何度もやってきたわけだけど。

『やだよ翔ちゃん、こんなとこで…。』
「ん?そんなん言うて名前のココ、凄いビンビンになっとるで?」
『だって翔ちゃんがさっきから…あっ!』
「さっきからどうしたん、言ってみ?」
『誰か来ちゃうかもしれないのに、壁だって薄いし隣サッカー部の部室じゃん。こんなんじゃ動けないし…んふっ…んん』

話していると唇を食べるかのようにキスをしてきた翔ちゃん。
明日の式典の準備のため体育館が使えないと知らされ今日バスケ部の活動は休みとなっているのだけど、私は備品のチェックをしてしまいたかった。
だからいっつも一緒に帰っている彼には今日は先に帰っていてと伝えたはずなのに。
備品をあらかたチェックし終え一息つこうとしたとき急に開いた扉の向こうに彼がいたときは驚いた。
しかし驚くのもつかの間、そのまま中に入り鍵をかけた彼が近付いてきて洗濯物を干すために壁の上のほうに設置されたロープを片側外し、手首を縛ったのは一瞬で。
激しいキスをもらった後あっという間に制服をたくし上げられブラを外され今の状態へ至る。

「まだサッカー部は部活中やし大丈夫やろ、一度部室で名前のこと犯してみたかったねんなー。」
『やぁっ…!』

そう言って乳首をチュウっと吸い上げられれば思わず漏れる嬌声。
抵抗したくとも口を抑えたくとも縛られた腕のせいで何もできない。
ささやかな抵抗にキッと睨んでみるものの、そんな私を見てニヤリと笑うメガネの奥にぞくりとすると同時にお腹の奥がギュウっとなったのが分かった。

「そろそろこっちも可愛がってあげな可哀想やな。」

片手で太ももをまさぐり上へ上へと触られる。
布越しに割れ目をなぞられ、また声が出た。

「めっちゃ濡れとるで、しっかり感じとるやん、名前。」
『だって翔ちゃんが…。』
「せやな。名前、乳首好きやしな。」
『んっ!』
キュッと片手で乳首をつままれどうにか声を抑える。
「でも名前、こっちも好きやろ?」

敏感な突起を指でギュッと押され、ピクンと身体が跳ねた。
布越しでも充分に刺激を感じる私のソコは今まで翔ちゃんがたくさんいじめた敏感すぎるポイント。
クニクニとひたすらソコを触られ続け、私の腰は動いてしまっていた。

「なあ名前、そろそろ直接触ってほしいやろ?」
『んっ…んん…うんっ』
尖った突起を刺激しながら耳元に顔を近付けられる。
「それじゃあオネダリしてみ?」
再び子宮が疼くのを感じていると、カプリと耳を噛まれ、にやりと笑われた。
目の前の彼の扇情的な顔にクラクラとする。

『お願い翔ちゃん、直接触って…!』
「よく言えました。」
『んああっ!んんっ…んっ!』
下着をはぎ取られ直接ソコを円を描くように刺激されると同時に塞がれる唇。
舌が絡め取られ歯列をなぞられ上顎を刺激され、全身で彼を感じる。
「気持ち良さそうやなあ、名前のココ、ピクピクしてるで。」
『んっ!あっ、そんな触っちゃ…!』
「触ってって言うたの名前やんな、めっちゃ濡れとるで。」
『あっ!あっ!あっ!あっ!もうダメ、イッちゃう!』
「何回でもイッてええで。」
『ああっ!イク!イクイク!ああああっ!』

「あーあ、ここ部室やねんで?こんなところで名前はイッたんやで。ほんま恥ずかしい子やなあ。」
膝をガクガクさせ達した私を見てご満悦そうな彼。
「そろそろこっちも触ってほしいやろ。」
クプリ、と指を2本差し込まれた。

ズチュ、ズチュと卑猥な水音と自分のくぐもった喘ぎ声が広がっては消える空間。
「名前ココ好きやねんなあ。」
『ダメ、ダメもうムリぃ…っイクイクイクイク!んああっ!』
指をぐるりと中で動かされ、1番イイトコをすられると身体はとんでもなく反応する。

「イクの早いな今日、部室でしてるからかいな。それとも縛ってるから?」
『んふっ…イったばっかりだから…』
「あ、また締まったで。」

達したばかりの中をぐちゃぐちゃと責め続けられる。
「中と外、同時にするの好きやんなあ?」
耳元でゾクゾク背筋を震わせるような声で囁かれ、また子宮がキュンとする。
彼の親指が中で動かされながら入り口の上の突起を指でゆるりと撫でられる。

『ひゃあっ…あっ…だめまたキちゃう』
「どんどん締め付けてくるで、ほなまたイこか。」
『やあっ…ああダメもうイヤっ…イクイクイッちゃう…いやあああああ!』
「うっわ、凄い締め付け。指もっていかれるとこやったわ。」

笑いながらまだ指を動かす彼。
『ねっ、もうムリだよ、翔ちゃんのちょうだいっ』
「可愛いなあ、もう1回イケたら名前のおねだり聞いたろか。」
『もっ、ムリなの早く、』
「ほないっぱい気持ちよくなりい。」

ああもうドS。
支えられてるから何とかなってはいるけれど、膝が笑って立っているのもキツイのに。
なんて思っているときだった。

ガヤガヤと外がうるさくなる。
もしかして。

「もうサッカー部、部活終わりなん。早いなあ。」
『んっ!』
キュッと突起をつまみながら彼がつぶやく。
「あんまりそないな声出したら聞かれてしまうかもしれへんなあ、名前?」
『やっ、声出ちゃう。』
「ワシはもっと声聞きたかったんやけど、しゃーないからタオル噛んどき。」
『んふっ!』

近くにあった私のフェイスタオルを口に突っ込まれ無理やり噛まされる。
それと同時に私を熟知した中の指が何度も達したイイトコを擦り、外から突起を撫でまわされる。
やばい、気持ち良すぎる。
何度も達して敏感になっている秘部はすぐに絶頂へと導かれ。
「凄い音なってるけどこれ吹くんとちゃう?」
なんてにやりと笑う彼の言うとおり、尿意に近いソレがもうすぐそこまで来ていて。

『んんっ…んっんっんっ…んんーーーーー!!!』
プシャーーーーーー
ビチャビチャビチャ
「あーあ、派手に潮吹きしちゃったね、名前チャン。ココ、皆で使う部室なのになあ。」
手の自由をやっと許され、口のタオルを外しながら最早正常な思考なんて残ってない頭で目の前の彼にしがみつく。

『お願い、早く翔ちゃんのちょうだい、翔ちゃんのがいい…んっ!』
舌を絡め合い吸って吸われて、溶けてしまいそうなキス。
完全に力が抜けきった私がガクンと崩れたところ、それを許さないかのように股の間に脚を差し込まれて行為を続けられる。
固いの、当たってる…。

「ワシももう我慢できんわ、名前エロすぎ…。」
カチャカチャと音がして、素早くゴムを被せられたような音と共にグルンと後ろを向かせられる。
「今日はバックな。」
『んふぁっ!』
指なんかより全然質量のある彼の太いモノがグンッと一気に差し込まれ、思わず声が出る。
「噛んでいいから声我慢してな。」
『んっ』
口の中に指を3本入れられ舌を押されると、自分が動物か何かになって彼に支配されたような気がした。

「ココ、やろ。」
『んふっ、んっ!』
「いつも以上にワシの、凄い締め付けてて正直もうやばい。」
こっちだってもうやばいよ。
好きなトコロをズンズンと突いてくる彼に、目がチカチカする。
壁に付いた手に全身を捧げてどうにか崩れないように受け入れるが、膝がガクガクしていてかなりキツイしキモチイイ。

「もうイッてもええ?」
少し緩まった彼の指を口から出して振り向き頷く。
屈んできた彼と身体を捻ってねちっこいキスをすればラストスパートの合図。
パンパンパンパン
ジュクジュクジュクジュク
肌のぶつかりあう音と水音が速くなって、私の身体も再び昇り詰めていく。
再び差し込まれた指を軽く噛んで必死に声を抑える。
イク、もうイク。
『んっんっんっんっんっんっんっ』
「名前もうやばい、イクで、………くっ……!」
『んんんんーーーーーーーっ』

そのまま崩れこむように座ると反対向きにくるりと向かされ捕えられる唇。
ゆっくりと合わさり離れていくそれをぼーっと感じながら幸せを噛み締めた。



ーーーーーーーーー

「なあ、今隣から女の悲鳴みたいなの聞こえなかったか?」
「そうか?」
「隣ってバスケ部?今日部活ないって諏佐言ってたし誰もいないはずだけど。」
「あれ、気のせいか?」

『ちょっと。』
「声聞かれちゃったねー名前。」
『翔ちゃんがこんなとこで盛るから!』
「そうやなワシのせいやな、でも感じてる名前、可愛かったで?」
『くっ…バカ!』
「あーはいはい、それより汚したとこ片付けないかんなあ。」
『もう、ほんとバカ!』
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