あとがき


バレンタイン&ホワイトデー企画を最後まで読んで頂き有難う御座います。
本当はバレンタインデーに合わせて更新したかったのですが、遅れてしまい申し訳ないです。

バレンタインデーに更新出来なかったのでホワイトデーに、と思っていたんですが、バレンタイン小説早く読みたいです!とのコメントを読者様から多数頂きまして、ならばもう更新しちゃおうっ!と思い立ち更新致しました。

前作の「新参者」では殺りん要素がかなり薄めでしたので、今回はなるべく濃くしようと結構意識して書きました!
如何でしたでしょうか?
私が思うに、今までの作品の中で1番殺りん要素が濃かったと思います。
りんの笑顔をみたいがために殺生丸頑張っちゃいましたね(笑)
犬には基本甘いものを与えてはいけませんが、その理由は糖分の摂り過ぎになってしまうからということらしいのです。
でも殺生丸の場合は ただ単に甘いものが嫌い、という設定にしました。
殺生丸って元々人間の食べ物は嫌いみたいだし、なんせ妖怪と人間では味覚が違いますからね。
犬夜叉の場合は半分人間の血が混じってますし、味覚もさほど変わらない、ということにしました。

それから作品に出てきた和菓子について少しお話しますが、
私は小説を書くとき、時代背景や生物学的なことでなるべく矛盾が出ないよう、
必ず調べ上げてから小説を書いていきます。
そして今回和菓子について調べたところ、庶民が甘いお菓子を口にできるようになったのは江戸時代に入ってからなんだそうです。
なんせ戦国時代では砂糖なんかがかなり貴重で、まず庶民の手には入らないとのこと。
なので当初はりんの手作り和菓子を殺生丸にあげる、という設定だったんですが、りんのような村娘に甘い和菓子を作るだけの材料は手に入らない、というところに行き着き設定を変更致しました。
村から離れたお金持ちのお屋敷なら多少そうゆうものがあってもおかしくないので、
それに犬夜叉とかごめを繋げてりんに渡るようにしました。
しかしそのお返しについては楽に決まりましたね。
かごめが言っているように、戦国時代にはまだ色鮮やかな金平糖やあめ玉、羊羹と言った和菓子はありませんでした。
でもきっと殺生丸なら、海でもなんでも超えて超高級なお菓子の詰め合わせを作れ、とか平気で命令しそうな気がして(笑)
だからりんが殺生丸から貰ったお菓子は、殺生丸の家臣が海を超えて用意してきたもの、という設定なんです!
相変わらず細かなところまで設定が決まっています(笑)


そしてもう一つ忘れてはいけないこと、邪見さまです(笑)!
前作も今作も邪見は出番なし!ごめんね邪見さま…。

バレンタイン小説には出すつもりだったんですが、より殺りん要素を濃くするのにお邪魔だったんたんです、邪見さま。
次回作には出す予定です。

ではここでその次回作の予告を少し。
次回作は日記でも予告していた通り、新参者の続きを更新する予定です。
そろそろりんと殺生丸の距離も近付けて行きたいので、そういった内容の小説も予定しております。
これからどんどん話を進めて行く予定なので、皆様どうぞ宜しくお願いします!
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