ヤバいよリアルに

…ヤバい、ヤバいよ、リアルにーー!

今日という日がきてしまった。さてどうする。




「ねぇ、そこの元気そうな君。今日降谷って奴投げる?」

栄「今日はあいつ投げないっスよ」

「ええ〜マジで!?それが見たかったのに…ま、いいや。じゃあ名無子って知らない?」

栄「名無子先輩っスか?いますよ今もホラ」

ギクッ、はー、ばれた最悪どうしよう。

「名無子〜!!」

ギャー来た!…うえっ

『鳴!ちょっと重い抱きつくなってば!』

鳴「名無子〜」

倉「はいストップ」

倉持様!助かった。君は何ていいヤツなんだ!

鳴「御幸!」

御「お前なんで、名無子の事知ってるんだよ」

鳴「え?俺言わなかったっけ?俺と名無子は、いとこだって」


「「「…はーーーー!!!」」」

『うわっ、ビックリした。先輩方も話聞いてたんですか?』

あー、ばれてしまった。もう本当最悪、去年は先生に呼ばれて来れなかったから会わなかったのに…


亮「名無子何でそんな大切な事を黙ってたの?」


『りょ、亮さん。その、黙ってたと言うか、言い忘れてたというか』

亮「ん?言い忘れてた?そんな事無いよね」

ひ、ひぃ〜誰か助けてください!

純「亮介、そこら辺でやめてやれ」

亮「純は名無子に甘いんだよ。」

純さん!信じてました。私は、純さんなら助けてくれるって。

鳴「名無子あの時の約束覚えてるよね!」

『鳴ごめん黙って。』

鳴「じゃあさ、この試合終わったらまた勝負しよ!」


「「「、、、は?」」」

『無理だよ。今鳴強いじゃん。』

鳴「ふーん。そっか、そっか名無子は逃げるんだ」

『は?誰が』

鳴「俺と勝負しないんでしょ?じゃ、俺の勝ちって事に『何言ってんの?私が負けるはずないじゃん』

鳴「なら勝負してくれるんだよね?」

『勝負でも何でもやってやるわよ。』

鳴「いぇーい!じゃ、後でね」

、、、え?やってしまった。ど、ど、どーしようかな。
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