訴えてやる…
助けて下さい幸村くんか真田…
俺、今…
貞操を狙われています
「ふぎゃぁぁぁっ!来るなァァア!」
「丸井せんぱぁぁあいっ」
「ブンちゃぁぁぁぁぁん」
キモイキモイキモイキモイキモイ
なんで追っかけられてるかって?
それは朝に遡る
*********
「…ブン太って可愛えの」
いきなり若白髪が言い出した一言
「確かに他の女子よりか可愛い」
ワカメがノってきた
こんな時だけノリがいいのな!
「ブンちゃんヤらせて」
は?
「あー…、パードゥン?」
「…Yaranaika☆」
「日本語じゃん…まっ
そう言うことッスよ先輩ッ」「嫌だ!断固拒否する」
「一回だけ〜溜まってるんスよ」
「彼女居らんからのう」
「「ねーっ」」
「いや、ねーっじゃないし絶対嫌!
つか仁王彼女いたじゃん!」
「あー捨てた」
「最低ッスね」
「……ヒロシとヤっとけ」
「柳生先輩なんかとヤったら
チン〇コ腐ります」
「赤也くーん隠れてないから」
「お願いブンちゃん」
「速きこと風のごとく!」
「あ、逃げた」
「おもっくそ真田の決め技パクって
逃げよった」
*********
そして現在に至ります
「ブンちゃん!このまま逃げるつもり
じゃったら無理やりするぜよ?」
無理やりとかマニアックだな
だが断る
ふと後ろを振り返ると
あれ赤也がいない
「先輩つっかまえた〜」
前から捕まった!!!!!
「赤也!離せっっ」
俺は後ろを向けさせられ
羽交い責めにさせられた
「よくやった赤也…さてブンちゃん…」
「いやだぁぁあっ!!」
仁王が俺のズボンを脱がしていった
ダメだ間違いなくヤられる
「ーーっ」
「…あれ、丸井先輩本気にした?;」
「え、本間に…?;」
「へ…」
「冗談に決まってるじゃないッスか」
(嘘付け赤也、本気やったくせに)
「当たり前ナリ可愛い彼女が居るのに
なしてブン太となんか」
(仁王先輩こそ、目が本気でしたよ)
「……………っ」
「あ、ブン太泣いてる?」
「仁王先輩最低」
「おおお前もじゃろ!」
「………ゃる」
「「え」」
「幸村くんに訴えてやる」
「「ゴメンナサイッッッッ!!!!!!」」
訴えてやる…
(幸村くーーん)
(ブン太ァァ!ケーキ買うたるから!)
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