學び舎
暖かでない今日この頃
薄紅の桜蕾を見つけた

飛び魚達は喜んで
澄んだ空を泳いだ

遊ぶように動く影が
眩し過ぎて見ていられなくて

僕らが空を仰ぐフリをすると
一筋だけ雨が頬に降ってきた

どんなに時が経っても
そこに僕らはいなくて

彼らは僕らを知らず
それでも同じように

轍を踏むように進み
そこから消えてゆく

だからこそ僕らは安心して
あの魚を追ってゆけるのだ



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[創作|初音ミク|宇多田ヒカル]
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