合唱
 2014.05.21 Wed 08:19


合唱祭が終わった。
人生で一番最後の合唱祭で、悔いは残れどクラス愛が深まった一日だった

最優秀賞の発表の直後、まともにしんちゃんの顔を見ることができなかったが、
あらためてちゃんと見あった時、努力した人の顔をしていると心から思った。感謝というより愛情がぶわっと吹き出てきて私のほうは泣いてしまいそうだった。

いくら死ぬ気でがんばってもそこには個人が積み上げてきた能力差というものが決定的にある。だが合唱というものははっきりとそう一概に言えない、個人よりも団体の姿としての作品だ。
その団体の姿として、私たちはきっとどこよりも立派だったと自負できる。リハ室で叫んだ時、私は感じたことのない一体感というか、身震いするほどの楽しさを感じた。

合唱って不思議で、きっとこの感覚は私の何処かにずっと残り、大人になってからもふっと思い出すのだろうと思う。
それはとっても価値のあることで、かけがえのない時間だったのだ。




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