題1話
はじめましてのごあいさつ

ここは個室用の部屋であるマンガ喫茶店。
今日は、にぃにぃとねぇねぇのぬいぐるみの赤ちゃんと合わせる予定です

「ぴぽ、ゆめちゃんだよ」
「ゆめちゃん、ぴぽクンだよ」

「…」

見つめあう二匹。

「あっちで話そうか(笑)」
「うん(笑)」

《バタン》

二匹っきりになった二匹。
「はっ、はじめま」

{びよ〜ん}

ゆめがご挨拶をしようとすると、ぴぽは、ゆめのほっぺを延ばし遊びました。

「ほっぺた、凄く延びるね(´∀`)」

ぴぽは、ノホホンな感じでゆめに話し掛けました。一方ゆめは...?

「Σ( ̄□ ̄)」

《バシン》

ムカッとしたゆめは、ぴぽを叩きました。しかしぴぽは、泣くどころか...

「???ねぇ...それって、にぃにぃが言ってた『競馬』っていうものの真似してくれたの()?!」

逆にゆめがした行為は、競馬の騎手の真似をしているのだと誤解をされてしまいました。

「競馬面白いんだよ(´∀`)にぃにぃもしてるんだよヽ(´▽`)/」

「ごめん...さっきから言いたいんだけど、『競馬』って...なに?」

聞き辛そうに聞くと...

「おじさんが遊ぶおもちゃ(*^□^*)」

と答え、ゆめはとりあえず納得。

「あっ、はじめまつて(´∀`)Kぴぽでっす(^^)v」

「Nゆめだよ^ロ^;」

とりあえず二匹は仲良しになりました。

「ところで...にぃにぃどこ?」

「ねぇねぇもいない」

《グゥー》

「お腹つぅいたー(´△`)」

「ぴぽは、昼食べなかったの?」

「にぃにぃが遅刻するからって言って、向日葵の種一つしかもらえなかったんだ。ゆめちゃんは?」

「あたちは、レタスまるごと貰って食べたよ*」

「いいなぁ...」

《ガチャ》

扉が開いた。

「ねぇねぇかな...?」

「おまたせしま..あれ?いらっしゃらないなぁ。置いとこうかな。失礼しました。」

机になんだか綺麗なレインボーグリーンの水が入っており、アイスが乗っかっているクリームソーダを、お姉さんは持ってきてくれました。

「うわぁぁぁ〜〜食べたい!!!!」

「だっだめだよ?!これは、ねぇねぇ達のだよ(><)勝手に食べたら叱られちゃうよ(><)」

《グゥー》

「こっこれは、単なる時計と同じように時間になったら教えてくれる音だもん(//△//)」

ひっしでごまかしたゆめをずっと見つめるぴぽ。
お腹すいたとバレてしまったのかな。

「ゥ……ン、あっそうか」
(バッバレタΣ( ̄□ ̄;))
「目覚まし時計だったんだ(´∀`)」

《ガクッ(~ヘ~;)》

「うっ...うん^▽^;

「ぉお〜さすがボク*ではでは、ご褒美にクリームソーダを」

「だっだめ〜〜〜!!!」
〔ぱくっ〕

ぴぽはクリームソーダのクリームをパクッとかぶりついてしまいました。

〔ごくん〕

「ンん〜〜〜〜おっおいちぃ!!!!!ゆめちゃんも食べてみなよ」

「あたち絶対に食べないからね(~ヘ~;)」

「じゃあボクが食べちゃうよ(´∀`)」

「ぇえ〜〜〜たっ食べるよ!!!」

とうとう二匹ともクリームソーダわ口にしてしまいました。

「だったいまぁ〜...え?ぇえwwwおっ俺のクリームソーダがぁ!」

「ごっごめんなたい!!ぴっぴぽ、いつまで食べてるの?!本当にごめんなたい」

ゆめは、半分泣きそうな顔で謝っているが、関係ないような顔でソーダを飲んでいるぴぽ。

「ゆめちゃん、もういいよ^^美味しかったかな?」

「うん(*^□^*)」

「いつまで食べてるんだ」
「はふぅ〜ごちそうさま...

「えっ...寝ちゃったよ^ロ^;」

「かわいいね」

「ただの食いしん坊だよ(笑)でもまぁ、可愛いところもあるんだけどな」

〜帰り〜
「今日はありがとう」

「ありがとう」

「ううん、こちらこそありがとう」

「ぴぽ、まだ寝てるね」

「朝まで起きないかもな(笑)

「そろそろ行こうか(*^□^*)」

「はいです(*> U <*)」

「じゃあ、おやすみ(^^)v」

「(∩∇`)

「(笑)ばいばい」

〜気になるぴぽ家〜

寝言で一言。

「クリームソーダはちれー

もしかしてクリームソーダという名前の競馬の馬の名前がいたのだろうか

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